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醒メテ猶ヲ彷徨フ海

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

九つ井、陶里

ぷらぷら歩いて駅前まで戻る。バスに乗って九つ井*1の陶郷へ。

ここでは友人がガラス職人をしていて、「クラフト祭り」の季節になるといつもお知らせしてくれる。毎年ちょっとずつ変わっていく彼女の作品を見るのが好きだ。いちばん最初の年に彼女がつくったガラスのおちょこを買ってきた。それで酒を呑むと、お互いがんばろうぜ、という気分になってとてもいい。

大船は、ちょっと駅から外れると意外なことに田園と山になる。山の中原にある工房からは、大船市街が遠くに見渡せる。随分遠い町に来たような気分になる。見晴らしを背に、オマタタツロウ氏が演奏をしている。その辺で拾って来た、虫こぶや木の枝が楽器になってしまう、魔法の手。音色に誘われたのか、彼の周りぐるりと廻るように、白鷺が空を舞った。

のどかな田園風景の中、バスを逃す。

小腹が空いたので大船駅ナカの立ち食い寿司屋にたちよる。日本酒、旨い寿司を少しずつ。

板さんが飲ん兵衛用のつまみをささっと用意してくれた。ネギトロのあたま。

*1:http://www.kokonotuido.com/index.html