〔日記〕神が降りてくる装い
- 人も枯草も
- 濡れてたそがれ
- 山頭火
セギさんとライブで一緒に歌っている夢を見た。
夢の中のヒグラシは、地中海の店みたいに白い壁で、光がさんさんと降り注ぐ。
昨日は途中で断念してしまったので、気合いを入れて書き物を進める。
今日はお約束の日。
途中、15分間だけ小説を書く。
ジロウが買っていた豚肉の細切れで豚汁もどきをつくった。
元気のいいワケギは冷蔵庫に入れるのが忍びなく、麦酒のグラスを花瓶替わりにしていけてみる。そこからハサミで必要な分だけを切り落とすのだ。命を食べている、という実感がすごくしてくる。
家でさらに2時間ほど書き物。
日本の神様のことを書いている。
なんとなく、神様が降りてくるような装いにしてみる。
髪を高い位置で団子に結う。
つや消しの深紅の口紅を塗る。
爪を金色に染める。
ジロウが起きてきたので、一緒に家を出る。
御成スタバで書き物の続き。
18時、集中力が切れてきたので、切り上げて呑みに行くことにする。
歯がうづいて頭痛がする、暮れないうちから寝た、寝た、寝た、十二時間以上寝た。
種田山頭火 其中日記 (二)
歯――抜ける前の痛みだ、去年は旅で上歯が三枚ぬけた、今年はもうすぐ下歯が二枚ぬけるだらう。
噛みしめなければ、食物の味は出て来ない、それにしても酒が固形体でないことは、何といふ仕合だらう!
あさ月へ。
たまたま依頼主に逢う。でも、逢えるような気がしていたのだ。
日本酒、帆立、海鼠。
珍しく、しっぽりとしたいい雰囲気で帰りそびれ、3杯目をいただいた。
サッポロ一番の塩ラーメンのカップのやつを買って帰る。
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フリーズドライの野菜がどっさり入っていて、なかなかよかった。