〔日記〕最強に辛い担々麺を注文する
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……たゞこの二筋につながる、肉体に酒、心に句、酒は肉体の句で、句は心の酒だ、……この境地からはなか/\出られない。……
種田山頭火 行乞記 (一)
神無月廿八日、晴れ。
夢の中で、大学を出た後もう一度高校に通うことになっている。黄色い膝上のスカート、白いシャツ、グレーのベスト、黄色のリボン、紺のブレザーの制服。男子はグレーが基調で、ネクタイの色は臙脂や紺、深緑などから好きな色が選べるらしい。
その高校は天文学が専門で、大学のように単位制だ。入学初日は8時半までに登校しなくてはいけなかったのだが、制服のリボンがうまく結べないし、持って行く荷物がまとまらない。「遅刻しそうだから悪いけれど車で送ってくれない?」と母に言ったけれど、「私もこれから出勤なんだから」と断られる。
遅刻して10時頃登校する。クラスメイトはもう帰宅している。部活の時間のようだ。教師に案内されて、中庭を見て廻っている。私の名札には「井上」と書いてある。母がまた、新しい名前を名付けたようだ。
このところ、リアルな夢を見ることが多い。一昨日はアメリカの空港から「Cトレイン」という名の海底バスで日本を目指していた。イギリスの2階建てのバスみたいに背が高い車両は、しかし1階建てでやたら天井が高いだけなのだ。海底につくられた世界は太陽こそ出ないものの、夕方くらいには明るくて草が覆い茂っていた。
その次の日は、主演で石川啄木の役を演じている夢。セリフがなかなか覚えられない。
8時過ぎに起きる。紅虎餃子房で最強に辛い担々麺を注文する。具は、ほとんど唐辛子。あとパクチー。ジロウは山椒の効いた胡麻の担々麺で、こちらもそれなりに辛かったようだ。
八幡様を詣でる。外国人観光客でにぎわっている。珍しく早い時間帯に来たので、丸山稲荷にも挨拶をする。
小町通りの鬼頭天薫堂へ立ち寄る。文香を探していたのだけれど、これはというものには出会えず。
島森書店へ。探していた本が入荷されていたのでめくってみたけれど、いまいちぴんと来ず。
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筍へ。びんちょうネギマ鍋、太刀魚の炙り刺、小松菜と炒り玉子のあえもの、日本酒。