醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕あと2枚しか残ってない!

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  • 道はひとすぢの、
  • バスがくる
  • 蟹がよこぎる
  • 山頭火

敬治坊、これからは、うまくない酒、悔をのこすやうな酒は、お互に断然あほらないことを誓約しようぢやないか、そしてそれを断然実行しようぢやないか、敬治坊!

種田山頭火 其中日記 (一)

神無月五日、晴れ。

不動産屋に物件を見に行っている夢を見る。背の高い坊主刈りの店員が応対をする。

店先に貼ってあった間取りを示して「この物件が見たいんですけど」と言うと、駅に近いマンションは、治安が悪いからお勧めしない、と言う。

「それじゃあこっちは」と郊外のアパートを指さすと、そこは線路沿いで絶えず踏切の音がするし、川にに近いから水害が心配だ、と言う。

私は面倒になってきて、「じゃあ、店員さんのお勧めの物件を教えて下さい」と言う。差し出された図面には一軒家の間取りで、二階の一室が賃貸になっていた。聞けば、店員さんとその両親が住む家なのだという。そこに書生のように住めってこと?

え、っていうか、嫁として実家に入れってこと?

8時4分に目が覚める。睡眠効率は57%、睡眠時間は9時間51分。呑み過ぎだから変な夢を見るのだ。

今日から11月だ。10月のカレンダーをはがしたら、「わぁ、あと2枚しか残ってない!」とびっくりした。ついこの前、2019年がやって来たような気がしていたんだけれど……。

風呂で宮本佳実『やっぱりお金もラクチンカンタンがうまくいく』を読む。入浴時間は48分48秒だった。ぞろ目。

Twitterやアメブロのプロフィールを修正する下準備をして、お昼に出掛ける。今日は静雨庵でネギミソラーメン。

図書館へ行って、予約していた資料を大量に借りる。
「16冊も来ています……!」と、カウンターのおねえさんは苦笑いをする。むむっ、苦笑いするとは、プロじゃないな。16冊でも30冊でも、しれっと対応して欲しいところである。

帰宅して日記を書く。

アメブロを書く。

本当は依頼されている原稿を進めたり、ゲラのチェックをしたりしなければいけないところなのだけれど、どうも乗り気がしない。かつて書いたアメブロの記事を直してみたりする。

17時42分に切り上げる。ヒグラシ文庫へ。今日は聖子さん。菊水二合、マグロ中落ち、とりもも柚子胡椒焼き、かぼちゃのキーマカレー。70代の友人のiPhoneに、なかばむりやりに、私が原稿を担当しているアプリを入れさせる。

とむずへ移動。福正宗二合、ネバネバ三種、キーマカレーと生ピーマン。キーマカレーのハシゴをしてしまった。

なんとなく食べ足りなくて、コンビニでなめこ汁とおかかのおむすびを買って帰る。腹を満たして22時27分に寝る。