醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕グレゴリーのバックパック「コンパス30」を買う

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  • あるけばあるけば
  • 木の葉ちるちる
  • 山頭火

私はどうやらアルコールだけは揚棄することが出来たらしい、酒は飲むけれど、また、飲まないではゐられまいけれど、アルコールの奴隷にはならないで、酒を味ふことが出来るやうになつたらしい。

種田山頭火 行乞記 (一)


霜月七日、晴れ。

9時頃起きる。たくさんたくさん、書いていきたい。どのメディアに何を書いていくか構想を練る。

注文していた「とれるNO.1」が届いた。今回は液体タイプのものも買ってみた。

HANG-GU でお昼。牛すじチゲ鍋のセット。銀行に寄ってから、みなとみらいへ。マークイズのタリーズコーヒーで休憩。日記を書く。


グレゴリーで気になっていた「コンパス30」を背負ってみる。

「コンパス40」は人気につき売り切れとのこと。でも、身長153cm のおれには、30リットルの「コンパス30」でも背負ってみるとかなり大きく見える。たぶん、40リットルの「コンパス40」は背負いきれないだろう。

30リットルのグレーを即決で買う。別色は黒。グレーだと、夏でも重苦しく見えないような気がして。


ジロウは go slow caravan でベストを買っていた。1階のアウトドアブランドのフロアを散策し、満足してコレットマーレへ移動してこちらでもちょこちょこ買い物。

野毛へ繰り出す。村田屋でひれ酒、いわし刺身、ふぐ唐揚げ、いわし柳川。満足して福富町までぷらぷら歩いて、エスニックな食料品店でキムチと各種調味料の買い出し。

大船経由で鎌倉に戻る。釈迦で日本酒、トマトの煮浸し、菜の花と浅蜊の酢味噌和え。買い物しながら帰宅して、泡盛ロックを少しと、ブロッコリーに辣油をかけたのをいただく。

『22を超えてゆけ』を読み始める。はまりそうだけれど、途中で寝落ちする。

 

〔日記〕黄昏エレジーでAZUMIさんのライブ

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  • 明日は
  • 明日のことにして
  • 寝ませうよ
  • 山頭火

行乞! 行乞のむづかしさよりも行乞のみじめさである、行乞の矛盾にいつも苦しめられるのである、行乞の客観的意義は兎も角も、主観的価値に悩まずにゐられないのである、根本的にいへば、私の生存そのものゝ問題である(酒はもう問題ではなくなつた)。

種田山頭火 行乞記 (一)


霜月六日、雨。

9時頃起きる。ひたすら酒を呑んで憂さを晴らす日も必要なのだろうか。でも、それで体を壊してしまったら元も子もない。無駄遣いな気がするし。イヤにならないように、普段からちょいちょい「気を抜く」のも、大切なのかもしれないと思う。

雨が降っているなら網戸を洗ってしまおうかと思っていたけれど、晴れてきたのでやめる。風呂に入っているうちに日が差してきたのだ。日が差すと途端に元気になるのだから現金なモノだ。

風呂では『スタンフォードの自分を変える教室』を読み返していた。「どうにでもなれ症候群」についておさらいをしておこうと思って。

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)


日記を書く。


Baan Hua Don でお昼。チキンのカレー炒めとミニグリーンカレーのセット。

市役所へ行くジロウと解散。御成スタバへ。日記をもう一本。

小説の手直し。今日は興が乗って、コーヒーをお代わりして4ページくらい一気に済ませる。

スーパーに寄りつつ一度帰宅。米と麦茶と牛乳を買う。3KINGSのアルバムを聴きながら洗い物。久しぶりのオンラインミーティングの準備にどきどきとする。

緊張しすぎて固いロボットみたいになってしまっていたような気がする。恥ずかしい。

新しいプロジェクトのサイトを準備して、再び家を出る。大船ルミネのユニクロで、半額以下になっていたポシェットとヒートテックのシャツを買う。たためるダウンも買おうかと思ったけれど、ちょっと迷って今度にする。

黄昏エレジーへ。今日はAZUMIさんのライブ。後半はコアなファンばかりになってすっごく濃厚なライブだった。堪能し尽くす。日本酒3杯、ねぎま、おでん。

ジロウと鎌倉に戻って、DRINK A GO GO で日本酒、韓国のり。帰宅して、ジロウのカップラーメン(ふぐ風味)と、悪魔のおにぎり、鉄火巻きを少しずつ奪う。
 

〔日記〕新しいことがどんどん始まる前に

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  • うらゝかな
  • 今日の米だけはある
  • 山頭火

霜――うらゝか――雲雀の唄――櫨の並木――苗木畑――果実の美観――これだけ書いておいて、今日の印象の備忘としよう。

種田山頭火 行乞記 (一)


霜月五日、冷たい雨。

明け方目が覚めたけれど、全然布団から出る気にならない。そのままごろごろ、ぐだぐだとすることに決め込む。冷蔵庫から缶ビールを出してきて、ちょっと残っていたポテトチップスを食む。ポテトチップスを食べ終わる頃、ジロウが起き出してきて「肴が必要でしょ?」と言って焼きそばをつくってくれる。

『きのう何食べた?』をひたすら読みまくる。

きのう何食べた?(13) (モーニング KC)

きのう何食べた?(13) (モーニング KC)

眠くなったら、また布団でぐーすか眠る。外は雨の音。

『きのう何食べた?』を勢いで全巻読破してしまったので、『内なる宇宙』の続きを読む。

内なる宇宙〈上〉 (創元SF文庫)

内なる宇宙〈上〉 (創元SF文庫)

一日パジャマでいるうちに日が暮れる。ジロウが途中まで観ていたという映画『ミックス。』を観る(ジロウはガッキーと広末が好きらしい)。

ミックス。

ミックス。

謎の卵炒め的な肴と、いただいた生ハムにキャベツ。日本酒を少しと、ジンリッキー。

新しいプロジェクトの会議の連絡が届く。会議なんて、一年ぶりくらい? おれはまた他の人と仕事なんてできるんだろうか。また自分を限界まで使い果たして鬱(うつ)が再発してしまうんじゃないか、という暗い気持ちになる。

新しいことがどんどん始まって、友人たちからも「暇してるんなら仕事手伝って」という連絡がちらほら入るようになってきて、うれしいけれどおれはまだ不安みたいだ。

そうか、そういう不安が入り交ざって、新しいことがどんどん始まる前にひたすら羽目を外しておこう、と体が考えているのだな。

とりあえず、明日は廃人を脱せられるのか心配しつつ寝る。昼間あれだけ寝ていたというのに、すこんと眠ってしまう。

 

〔日記〕ただただ酒を呑みながらうだうだとしていたい

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  • 落葉うづたかく
  • 御仏ゐます
  • 山頭火

同宿者が多くてうるさかつた、日記を書くことも出来ないのには困つた、床についてからも嫌な夢ばかり見た、四十九年の悪夢だ、夢は意識しない自己の表現だ、何と私の中には、もろ/\のものがひそんでゐることよ!

種田山頭火 行乞記 (一)


霜月四日、曇り。

8時頃起きる。食いが立っているので朝から飯を炊く。納豆かけご飯と、にんにくの葉のかき玉味噌汁。

ただただ酒を呑みながらうだうだとしていたい気持ち。今週は4日休みだったジロウと合わせて過ごしていたから、一人で好き勝手だらだらする時間を欲しているのだろうか? 

デザートピアのクリスマスヘラジカ、今日は写真を撮りやすいところに出現していた。

経理をしながらメールチェックする。2018年は、あがた森魚をよく聴いていたらしい。


とりあえず溜まっていた日記を書いて、

コンビニに買い出しに行く。赤ワインと焼き鳥缶、つぶ貝缶。いざというときの即席明太子パスタの素、ちょっとチーズが贅沢なチータラ。

帰ったらジロウがパスタを作ってくれていた。赤ワインを開けて呑む。『きのう何食べた?』を読み始めてはまる。

きのう何食べた?(1) (モーニングコミックス)

きのう何食べた?(1) (モーニングコミックス)

だらだらと赤ワインほぼ一本空けて、出勤するジロウと家を出る。ヒグラシへ。とろろ昆布お出汁の湯豆腐と、一ノ蔵。筍へ。土佐鶴2杯、ぼら白子、甘鯛の炙り、潮汁。久しぶりの友人に会って嬉しくて、ガリサワー。

帰ってちょっと残っていた赤ワインと焼き鳥缶。寝落ちするものの、さすがに夜中、ちょっと頭が痛くて目が覚める。
 

〔日記〕朝から酒をあおることに決める

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  • みあかしゆらぐ
  • なむあみだぶつ
  • 山頭火

双之介さんと対座してゐると、人間といふものがなつかしうなる、それほど人間的温情の持主だ、同宿の田中さん(双之介さんと同業の友達)もいゝ人物だつた、若さが悩む悶えを聞いた。

種田山頭火 行乞記 (一)


霜月三日、晴れ。

明け方、ハイテンションで帰ってきたジロウに起こされる。せめてあと一時間は寝ていたくて、フガフガと怒る。ジロウが寝るのを待ってふて寝をしていたら、結局9時まで眠ってしまった。今日はようやく早起きができそうだったのに。憤慨して朝から酒をあおることに決める。

冷蔵庫の中に眠っていたビール、ジロウが買ってきていたポテチ。つまみながら、『内なる宇宙』を読む。

内なる宇宙〈上〉 (創元SF文庫)

内なる宇宙〈上〉 (創元SF文庫)

ビールが終わってしまったので、少し残っていた赤ワインと、お客さんからいただいたという生ハム。ジロウが起きて来たのでパスタを作らせる。腹一杯になる。

14時頃、ようやく机に向かう。夕方、慌てて店に向かうジロウと一緒に家を出て、島森書店で『わたしは王』の続きの『目の真力』と、『ONE PIECE』の91巻を買う。

目の真力(まりょく) 目で見る想いこそが創造のしくみ

目の真力(まりょく) 目で見る想いこそが創造のしくみ

ONE PIECE 91 (ジャンプコミックス)

ONE PIECE 91 (ジャンプコミックス)


帰ってきて、生姜湯を入れて飲む。夕飯は食わずに済まそうと思っていたけれど、茹で鶏と茹でブロッコリーがお勝手に残っていたので、それを肴にジロウの焼酎を奪ってお湯割りをつくってちびちびとやる。最終的に、煮干しをつまみに囓って満足して寝る。

 

〔日記〕自分も王様にならなきゃいけない気がしてきた

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  • しんせつに
  • 教へられた
  • 道の落葉
  • 山頭火

今夜は酔ふた、すつかり酔つぱらつて自他平等、前後不覚になつちやつた、久しぶりの酔態だ、許していたゞかう。

種田山頭火 行乞記 (一)


霜月二日、晴れ。

メンタリストDaiGoのGoogleカレンダーの使い方を知りたいのだけれど、本には具体的な入力の仕方が載っていなくてもんもんとする。実例をください!

倒れない計画術:まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ!

倒れない計画術:まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ!


9時頃起きて、友部正人×七尾旅人の三崎でのライブを予約する。風呂で『左近の桜』を読む。

左近の桜 (角川文庫)

左近の桜 (角川文庫)


日記を書く。

シーナ&ロケットの公式アカウントがリツイートしてくれた。うれしい。

小説の手直し。一日3ページを目標に進めようと思っていたけれど、1ページ半で頭から煙が出る。

今日は断食の予定だったけれど、どうしても焼き鳥を囓りながら一杯(いっぱい?)やりたい。断食は途中断念して買い物に出る。

ヤゲン3本と皮2本、スルメ、ブロッコリー、日本酒を買う。島森書店でノートと、『わたしは王』を買った。3KINGSのことを日記で書いていたら、自分も王様にならなきゃいけない気がしてきたから。

わたしは王  自己中こそが宇宙ののぞみ

わたしは王 自己中こそが宇宙ののぞみ

知らない人と目を合わせるのが怖くて、お買い物のレジではいつも下を向いていた。今日はおれは王様なので、堂々と目を合わせてにっこりと支払をする。なんだかどのレジでも、丁重に扱われた。

飲みながら『大奥』の続きを読む。

大奥 7 (ジェッツコミックス)

大奥 7 (ジェッツコミックス)


ギターを引っ張り出して歌いながら、ちょっと泣く。

 

〔日記〕三宅伸治×友部正人×鮎川誠 3KINGS のLIVEを聴きに横浜THUMBS UP(サムズアップ)へ行く

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  • 師走の街の
  • ラヂオにも
  • あつまつてゐる
  • 山頭火

福岡の中州をぶら/\歩いてゐると、私はほんたうに時代錯誤的だと思はずにはゐられない、乞食坊主が何をうろ/\してると叱られさうな気がする(誰に、――はて誰にだらう)。

種田山頭火 行乞記 (一)


霜月朔日、曇り。

陰暦の神無月は、防水の新しいKindle Paperwhiteを買って、ひたすら風呂で本を読みまくった1ヶ月だった。霜月はそこで吸収した知識を放出していく1ヶ月にしたい。

『「3ヶ月」の使い方で人生は変わる』を読み始める。

「3か月」の使い方で人生は変わる Googleで学び、シェア№1クラウド会計ソフトfreeeを生み出した「3か月ルール」

「3か月」の使い方で人生は変わる Googleで学び、シェア№1クラウド会計ソフトfreeeを生み出した「3か月ルール」

デザートピアは、こっそりとクリスマス仕様になっていた(うまく撮れなかったけど)。

デザートピア

デザートピア

  • Gamtropy Co., Ltd.
  • ゲーム
  • 無料

溜めていた日記を一気に書く。

16時頃、家を出る。まずは味珍(まいちん)で小腹を満たす。地酒、胃、舌、牛モツ煮。まだ時間が合ったのでヨドバシカメラへをぶらぶらと散策。

開場時間より少し早く、サムズアップへ。三宅伸治×友部正人×鮎川誠の3KINGSのライブなのだ。

www.instagram.com

予約番号70番代。前売り券としてはほとんど最後尾だったけれど、わりといい席に座れた。ハートランド、ベーコンと野菜のサラダ、フィッシュ&チップス。

王様ばかりのライブは「船頭多くして……」状態にならないかとちょっと心配だったけれど、不思議とそれぞれの個性が調和して素晴らしいステージだった。

鮎川誠が呑み友達のタクちゃんに見えてきた。70代? おそるべし。かっこいいオヤジは年をとらない。

ライブ限定販売のアルバムに3人の王様それぞれにサインしてもらい、がっちり握手する。うれしい。

友部さんと三宅さんのアルバム『ロックンロール、やってます』も買う。

ロックンロール、やってます

ロックンロール、やってます

うきうきと鎌倉に戻り、閉店間際のヒグラシに潜り込み。冷酒、マグロ。
 

〔日記〕このあたりは圏外なのかしら、田舎だわ

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  • 降るまゝ
  • 濡れるまゝで歩く
  • 山頭火

今日は朝のラヂオから夕の飛行機まで、すつかり近代科学の見物だつた、無論、赤毛布! いや黒合羽だつた!

種田山頭火 行乞記 (一)


神無月廿九日、雨のち曇り。

お金や名誉に対する執着がまだ強い。人から認められること、褒め称えられること。すごいと言われること、選民感。

わざわざ自分を分離させて、他人をつくって、自画自賛をまわりくどくやっているだけだ。そんなことをしなくても、自分で自分を認められればそれでいい。

7時頃起きる。風呂で『倒れない計画術』を読む。

倒れない計画術:まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ!

倒れない計画術:まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ!

メンタリストDaiGoのパッキング術が気になったが、そのあたりは詳しくは書かれていなかった。ただ、グレゴリーのコンパスシリーズはとても気になった。背後からは簡単に開けられないところと、開くときにはガパッと開くところがいい。


寒いのでHANG-GUでチゲ鍋でも食べようと思っていたら、韓国出張中でお休みだった。鎌倉飲食店の海外出張、流行ってるなぁ。

御成通りの路地裏に新しくできたkuriyumに行く。初心者向けのタイ料理、という感じ。カオマンガイをいただく。ジロウはガパオの大辛。ちょっとインパクトに欠ける感じ。Baan Hua Donのほうが好み。

ヨーへーのコーヒーで一休み。大船に向かう。ルミネのバッグフリークには、小さめのグレゴリーはあったけれどコンパスシリーズは見当たらなかった。

税理士さんの事務所で打合せ。突然電波が入らなくなる。大船のこのあたりは圏外なのかしら、田舎だわ……なんて思ってたら、SoftBankの大規模電波障害だった。エレジーでしばし休憩。

こばしへ。日本酒とお任せ串5本。かしわ、つくね、ししとう、ぼん、血肝。追加でちょうちん。堪能。

久しぶりに大船ヒグラシに立ち寄る。冷酒、秋鮭のホイル焼き、唐揚げ。鎌倉に戻ってヒグラシのハシゴ。
 

〔日記〕最強に辛い担々麺を注文する

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  • 買ふことはない
  • 店を見て
  • まはつてる
  • 山頭火

……たゞこの二筋につながる、肉体に酒、心に句、酒は肉体の句で、句は心の酒だ、……この境地からはなか/\出られない。……

種田山頭火 行乞記 (一)


神無月廿八日、晴れ。

夢の中で、大学を出た後もう一度高校に通うことになっている。黄色い膝上のスカート、白いシャツ、グレーのベスト、黄色のリボン、紺のブレザーの制服。男子はグレーが基調で、ネクタイの色は臙脂や紺、深緑などから好きな色が選べるらしい。

その高校は天文学が専門で、大学のように単位制だ。入学初日は8時半までに登校しなくてはいけなかったのだが、制服のリボンがうまく結べないし、持って行く荷物がまとまらない。「遅刻しそうだから悪いけれど車で送ってくれない?」と母に言ったけれど、「私もこれから出勤なんだから」と断られる。

遅刻して10時頃登校する。クラスメイトはもう帰宅している。部活の時間のようだ。教師に案内されて、中庭を見て廻っている。私の名札には「井上」と書いてある。母がまた、新しい名前を名付けたようだ。

このところ、リアルな夢を見ることが多い。一昨日はアメリカの空港から「Cトレイン」という名の海底バスで日本を目指していた。イギリスの2階建てのバスみたいに背が高い車両は、しかし1階建てでやたら天井が高いだけなのだ。海底につくられた世界は太陽こそ出ないものの、夕方くらいには明るくて草が覆い茂っていた。

その次の日は、主演で石川啄木の役を演じている夢。セリフがなかなか覚えられない。

8時過ぎに起きる。紅虎餃子房で最強に辛い担々麺を注文する。具は、ほとんど唐辛子。あとパクチー。ジロウは山椒の効いた胡麻の担々麺で、こちらもそれなりに辛かったようだ。

八幡様を詣でる。外国人観光客でにぎわっている。珍しく早い時間帯に来たので、丸山稲荷にも挨拶をする。

小町通りの鬼頭天薫堂へ立ち寄る。文香を探していたのだけれど、これはというものには出会えず。

島森書店へ。探していた本が入荷されていたのでめくってみたけれど、いまいちぴんと来ず。

わたしは王  自己中こそが宇宙ののぞみ

わたしは王 自己中こそが宇宙ののぞみ

目の真力(まりょく) 目で見る想いこそが創造のしくみ

目の真力(まりょく) 目で見る想いこそが創造のしくみ

筍へ。びんちょうネギマ鍋、太刀魚の炙り刺、小松菜と炒り玉子のあえもの、日本酒。

 

〔日記〕それでもちゃんときれいだ

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  • もういちど
  • 濃いお茶飲んで
  • 別れませう
  • 山頭火

冷たいと思つたら、霜が真白だ、霜消し酒をひつかけて別れる、引き留められるまゝに次郎居四泊はなんぼなんでも長すぎた。

種田山頭火 行乞記 (一)

神無月廿七日、晴れ。

一日にこなせる仕事量が減ってきている感じがする。昼間が短いからだろうか? やたらと睡眠時間が長いからかなぁ。

9時過ぎに起きる。『運がいいとき、「なに」が起こっているのか?』を読み始める。

運がいいとき、「なに」が起こっているのか?

運がいいとき、「なに」が起こっているのか?

一閑人へ行く。ハバネロ塩ラーメン煮卵つき。ジロウは青唐つけ麺、とんとろチャーシュー追加。ぶらぶら歩いてまたbuoriへ。仕事中のぬくちゃんにばったり会う。

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そのまま散歩して長谷寺へ。紅葉がちょうど良い頃。今年は塩害で茶色っぽくなってしまったけれど、それでもちゃんときれいだ。

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観音ミュージアムで絵巻を見る。江ノ電で鎌倉へ戻る。カフェレクセルでフレッシュハーブティー

隣のテーブルで、いかにもサギっぽい光景を目にする。お金に困っているらしい若い女子。彼女を連れてきた職場の先輩。教祖的なおねえさん。仮想通貨によるマルチ商法的な何かに勧誘されている。それは『僕らの魂が地球に放り込まれた理由』で、主人公のボクが「妄想コイン」にどっぷりとはまっていく様によく似ていた。

カモにされかかっている女の子がトイレに立ったとき、よっぽど追いかけていって声をかけようかと思ったけれど、それも変か、とやめておく。

代わりに、のほほんとしているジロウに「『僕らの魂が…』って本があってさあ、序盤で主人公が妄想コインっていううまい話にひっかかって、借金を抱えちゃう小説仕立ての話なんだけどねえ」と、隣のテーブルに聞こえるくらいでかい声で解説をする。

 

〔日記〕まんまと麻婆豆腐をつくってもらう

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今日は第四十八回目の誕生日だつた、去年は別府附近で自祝したが、今年は次郎さんが鰯を買つて酒を出して下さつた、何と有難い因縁ではないか。

種田山頭火 行乞記 (一)


神無月廿六日、くもり。金星が蠍座入り。

また12時間以上眠って、10時過ぎに目が覚める。不正出血も激しいし、あんまりやる気がでない。今日はお休みということにしようか。早く小説を書き直したいとう気持ちと、ずるずるだらだらとしていたい気持ちとがせめぎ合う。

風呂に入って『僕らの魂が地球に放り込まれた理由』を読み始める。

冷や飯を蒸籠で蒸していると、ジロウが「何かつくるの~?」とのぞきにやってくる。

「ここに麻婆豆腐のもとがあるからこれで」
「うんうん」
「つくって」
「えー!?」

まんまと麻婆豆腐をつくってもらうことに成功する。新しく買った白い丼で、麻婆丼にしていただいた。

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日記を書く。

かつて大変お世話になった編集長からメッセージが届く。新しいプロジェクトの話だ。ありがたや。

ヒグラシへ。今日も紘一さんソロデー。冷酒四合(一合はおごってもらった)、マグロ漬け、煮豚、おこわを堪能する。お酒を奢ってくれたオジサンが少子化を憂う話をしていて、「あなたみたいな若い人はどんどん産みなさいね!」と言うので、「えー、それって、今どきセクハラって言うんですよー、知らないんですかぁー?」と言い返す。

ほろ酔いで歌いながら帰る。「あやかし恋廻り」に興じてぱたりと寝る。

〔日記〕長谷の vuori -ブオリ- へ「本と灯り」展を見に行く

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  • 機械まはれば
  • 私もまはる
  • 山頭火

毎朝、朝酒だ、次郎さんの厚意をありがたく受けてゐる、次郎さんを無理に行商へ出す、私一人猫一匹、しづかなことである、夜は大根膾をこしらへて飲む、そして遅くまで話す。

種田山頭火 行乞記 (一)


神無月廿五日、曇り。

断食明け。風呂上がりに体重計に乗ってみたら、一日で驚異の下がりっぷりだった。

恐るべき「月曜断食」!(土曜だけど!)

風呂で『聖☆おにいさん』の16巻が出ていたことを知る。買わねば。

聖☆おにいさん(16) (モーニング KC)

聖☆おにいさん(16) (モーニング KC)


断食明けの回復食として、国産蜂蜜のお湯割り、ヨーグルトを少しと、ドライイチジク。昼からは普通に米を炊いて、キャベツと落とし卵の味噌汁、しらすのせ納豆掛けご飯。

日記を書く。


先日、満でフライヤーを見かけて気になっていた「本と灯り」展を見に、長谷の vuori へ行く。

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こんな雰囲気。

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vuori の1階はカフェ。2階は、普段からギャラリーになっている。

金属に見えるけれど、陶器でできているブローチ。

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結局、本でも灯りでもなく、器を買った。増田勉さんの、白くて小さな丼。

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本と灯り展
2018年11月17日(土)~12月9日(日)
12:00~17:30 水曜はお休み
vuori-ブオリ-
鎌倉市長谷1-15-1(江ノ島電鉄長谷駅から徒歩4分)


ごきげんでぶらぶら由比ガ浜お踊りを歩いて図書館へ。予約していた本を受け取る。

内なる宇宙〈上〉 (創元SF文庫)

内なる宇宙〈上〉 (創元SF文庫)

内なる宇宙〈下〉 (創元SF文庫)

内なる宇宙〈下〉 (創元SF文庫)


東急で焼き鳥(ヤゲン、皮)を買う。さらに酒と豆腐を買って帰る。帰って焼き鳥と湯豆腐(長ネギとしいたけ入り)で晩酌。『大奥』の続きと、『内なる宇宙』を同時並行で読む。

「あやかし恋廻り」に興じて、21時頃にぱったりと寝る。

〔日記〕「月曜断食」を始めることにする

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  • 朝酒
  • したしう
  • 話しつゞけて
  • 山頭火

猫が一匹飼うてある、きいといふ、駆け込み猫で、おとなしい猫だ、あまりおとなしいので低脳かと思つたら、鼠を捕ることはなか/\うまいさうな、能ある猫は爪をかくす、なるほどさうかも知れない。

種田山頭火 行乞記 (一)


神無月廿四日、晴れ。

『月曜断食』を読んで、今日から週一の断食を始めることにする。

月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!

月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!

本書が勧めるのは、1週間を「不食・良食・美食」のサイクルで過ごすこと。平日に仕事をする人のスケジュールに合わせて、不食の日は月曜日に設定されている。

不食 月曜日は食べ物を断ち、基本は水だけを飲んで過ごす。
・良食 火~金曜日は体に必要な栄養素を選んで食べる。体がよろこぶ食事を摂る。
・美食 土日は好きなものを食べ、食べる楽しみを満喫し、心を満たす。*1

私の場合は、平日に外食をすることが多いので、土日どちらかを「不食」の日にする。

「それって、お酒も呑まないの?」とジロウがきょとんとして訊く。それはそうだべ。でも、不食以外の日はアルコールOKだそうです(ただし、「飲む炭水化物」であるビールと日本酒は避けることがオススメされています)。


昨夜、なかなか寝付けなかったので朝は早く起きられない。9時過ぎに起きて風呂で本を読む。『バックパッカーズ読本』を読み始めた。

最新改訂版 バックパッカーズ読本

最新改訂版 バックパッカーズ読本

12月になったので、藤本さきこの『お金の神様に可愛がられる手帖2019』を書き始める。

お金の神様に可愛がられる手帳2019

お金の神様に可愛がられる手帳2019

服部みれいの手帖も、「わたしのきんいろ手帖2019」に切り替える。

murmur-books-socks.com


ガスコンロを掃除して、日記を書く。


デザートピア、狩人がやってきて川の上にテントを張っていた。

デザートピア

デザートピア

  • Gamtropy Co., Ltd.
  • ゲーム
  • 無料


図書館で予約していた本を借りる。

服部みれいの冷えとりスタイル100連発ッ

服部みれいの冷えとりスタイル100連発ッ

「すっごく髪切ったんですね!」とカウンターで言われる。ちょっと恥ずかしい。

御成スタバに行って、ハイビスカスティーを頼む(断食中なのでカフェインは摂らない)。

2013年当初に書き始めていた小説「白濁」の草稿データを引っ張り出して読む。舞台は高円寺で、呑み屋の名前は「かわうそ」。カメラマンの高橋くんは、もっとずっと若い設定だった。20代の私が書いた主人公の結衣ちゃんは、なんかちょっとやんちゃだった。

g.o.a.t 版の高橋くんは、若く見られるけどわりと年がいってる感じだと思われます。12話から登場します。


ちょっと力尽きてDropboxの整理。その後やる気を出して、新しく作ったサイトの手入れ。

帰りに紀ノ国屋に寄る。国産の蜂蜜を買おうと思ったが、とても大きな瓶のものしかない。ユニオンへハシゴ。大分県の蜂蜜、小さい瓶のものがありました。それと、ドライイチジクを買う。明日の回復食用だ。

スーパーのレジに並ぶのって、昔はイライラしたけれど、今は前の人が買っているものを観察するのが面白い。奥さん、さては今夜は鍋ですね? しかもお刺身も買うんですか、まあ贅沢! とか(失礼な趣味かもしれない)。

それにしても、空腹は苦にはならないけれど、口が淋しくてたまらない。固いスルメとかをアギアギと囓り続けたい気持ち。コリコリとしたヤゲン軟骨でもいい。

大量の食料がレジを通り抜けていく。この多くは、食べきれずに、または冷蔵庫にしまわれたまま忘れられて、捨てられてしまうんだろう。自分が食事をしないと決めると、そんなことを考える。

お惣菜を買っているおじさんを羨ましく眺めつつ、帰路に着く。食事って、本当に娯楽なんだなと思う。

夕飯を食べないとなると、家に帰ってもすることがない。頭はすっきりとしていて、体は多少の疲れはあるけれど元気。しょうがないので、村上春樹の『職業としての小説家』を読み返す。

職業としての小説家 (新潮文庫)

職業としての小説家 (新潮文庫)

風呂を沸かして本日二度目の長風呂。もちろん、本を読みながら。

布団でごろごろとしつつ、「あやかし恋廻り」に興じる。

あやかし恋廻り

あやかし恋廻り

  • Voltage inc.
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電気を消す。お腹はぐるぐると鳴っているけれど、これで寝てしまえば週一日の断食は終わり。思っていたよりずっとあっけない。『食べない人たち』に登場する山田鷹夫さんが「不食生活は過酷な実験になるかと思ったけれど、簡単過ぎて苦笑いしてしまうほどだった」と書いていたけれど、まさにそんな感じだ。

mia.hateblo.jp


「このままもう一日断食を続けてみてください」と言われても、まったく問題無いと思う。これなら、たとえ災害でも起きて食糧がすぐ手に入らなくなったとしても、何も焦ることなく生きられそうな気がする。

*1:関口 賢(関口鍼灸治療院). 月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる! (文春e-book) (Kindle の位置No.534-537). 文藝春秋. Kindle 版.

〔日記〕原稿用紙101枚分あった

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夕方、わかれ/\になつて、私はこゝへきた、そして次郎さんのふところの中で寝せてもらつた、昨夜約束した通りに。

種田山頭火 行乞記 (一)


神無月廿三日下弦の月。晴れ。

去年まで出張ばかりの毎日だったから、来る日も来る日も同じデザインの服ばかり着続けていた(パッキングをするとき大変便利なのだ)。

カーキのスキニーパンツと、紺のタートルネック。堅い打合せがあるときは、そこにジャケットを羽織る。来る日も来る日もそれの繰り返し。毎朝服を選ぶ余裕もなかったのだ。

気づくとタンスの中が紺一色になっていて、今年みたいな暖かい冬には少し重苦しい。明るい色のトップスが欲しくなる。


ぐっすりと10時間以上眠って7時過ぎに起きる。風呂で次々と本を読む。


ゴミ出し。長年愛用していたグレーのパーカーとジャケット風のスウェット、パジャマとお別れをする。昼にはジロウがメカジキの漬けで鍋風の汁物をつくってくれた。お椀の中に鰹節が浮かんでいたから、「カツオとメカジキが泳いでいるね」と言う。

日記を書く。


床屋へ行っていたジロウと待ち合わせ。紀ノ国屋で買い物をして、御成スタバへ。書きかけだった記事を書き上げる。iPadも持って行ったから鞄がとても重い。


電子出版アワード2018に投票をする。


g.o.a.t で連載をしていた小説を一太郎に落とす。原稿用紙101枚分あった。これから再構成の作業。

満足してヒグラシへ。今日は紘一さんのソロデビュー。菊水二合、マグロの漬け、肉団子の生姜麹煮をいただく。キッキリキがにぎわっていそうだったのでハシゴ。とんぶりコンビーフとまつもと。

帰ってから、「あやかし恋廻り」にはまる。

あやかし恋廻り

あやかし恋廻り

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最初からひとりのイケメンを選んでいちゃいちゃする恋ゲーに飽きてきていたから、ちょうどよい感じ。

www.4gamer.net

 
 

究極のサマータイム? 江戸時代の時間制度「不定時法」を「たすくま」に入れて生活してみる

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この頃は、江戸時代に使われていた天保暦による不定時法で生活するのに凝っている。

江戸時代の時の刻み方は、季節によって大きくずれる。これは、日の出の約30分前を「明け六つ」、日の入りの約30分後を「暮れ六つ」とし、その間の昼夜を六等分して時刻を割り振っていたからだ。

現代使われている時間の刻み方だと、「夏の17時はまだまだ明るいけど、冬の17時は真っ暗」なんていうことになるけれど、江戸時代の時間はそうじゃない。時計の方が、日の出と日の入りに合わせて目盛りを変えていたのだ。究極のサマータイム制度みたいだ。

下記サイトの図説がわかりやすい。


さて、江戸時代の時刻に使われている数字は、四から九まで。しかも、九から始まって、九、八、七、六……と逆に進み、四までたどりつくとまた九に戻る。なぜ九から始まるのかというと、これは陰陽思想から来ているらしい *1

このそれぞれの刻を、江戸時代の人々は「時の鐘」の鳴る数で知った。時の鐘は、お寺の鐘だけでなく、「城の鐘」「町の鐘」などがあったそうだ *2


これを現代の生活でどうやって知るのか? なんと便利なアプリがあるのです。

和時計・天保暦

和時計・天保暦

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アプリ「和時計・日本の時刻制度」では、現在地に合わせた江戸時代の時刻を自動的に計算してくれる。そして通知をオンにしておくと、それぞれの刻に合わせて時の鐘を鳴らしてくれるのだ。


これだけじゃ飽き足らず、私の場合は「たすくま」というアプリに天保暦の時刻を入れて使っている。

Taskuma --TaskChute for iPhone

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  • 仕事効率化
  • ¥3,600

「たすくま」(Taskuma)は、タスクシュート時間術のために開発されたアプリ。詳しくは下記の過去記事をどうぞ。

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入れてみると、こんな感じ。

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細かな時間は、下記サイトで算出できる。二十四節気で該当する月日を選べば、現代時刻に換算可能(ただし、場所は江戸両国辺りで固定)。

これで、二十四節気が移り変わるごとに時間を調節していけば、日の出と日の入りに合わせた日々のルーティンが出来上がるっていう寸法である! 

日の出と共に一日を初めて、日暮れに合わせて仕事を終える。フリーランスやホームワーカーにしか向かないライフハックかもしれないが、すごく人間らしい生活が送れるような気がしてくるではないか。おすすめです。

*1:空企画|古代~現代の定時法と不定時法の時刻の対応など http://www.kuu-kikaku.jp/rekishi/jikoku-etc.html

*2:江戸時代の暮らしと時間 | 時計と社会のかかわり | THE SEIKO MUSEUM セイコーミュージアム https://museum.seiko.co.jp/knowledge/relation/relation_07/