醒メテ猶ヲ彷徨フ海

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

すべてが柴犬のメディア「Shiba-Inu Life」(柴犬ライフ)オープン! 柴犬の基本情報ページを執筆担当しました

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何から何まで100%柴犬のWebメディア、「Shiba-Inu Life」(柴犬ライフ)がリリースされました。

柴犬(しばいぬ)の性格/基本情報豆柴(まめしば)の性格/基本情報の執筆を担当しています。

shiba-inu.life

〔おすすめ本〕お金は労働の対価ではない!? ~ 心屋仁之助『一生お金に困らない生き方』

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お金は、誰か他人を喜ばせた結果、もらえる報酬なのだと思っていた。
でも、どうやら違うらしい。

 お金は労働の「対価」ではありません。
 お客さんを喜ばせた数でもないし、商品の価値やサービスの質でもありません。
 がんばったごほうびでも、高いサービスを提供した見返りでもありません。*1

ええっ、だったら、お金ってなんなの?

一生お金に困らない生き方

一生お金に困らない生き方

本書では、収入を「存在給」と「歩合給」に分けて説明している。

「存在給」とは、まったく働かず、社会の役にも立たず、寝たきりだったり、人に迷惑をかけていたりする場合でも、自分自身が「もらってもよい」と思っているお金のこと。

「歩合給」は、がんばってもらえるお金のこと。


自分の存在価値を自分で認められない人、つまり、自分の「存在給」を低く見積もっている人は、がんばってがんばって、がんばらないとお金は稼げないと思っている。

 結局、お金が労働や、人を喜ばせたり、役に立ったことの対価だと思っている限り、働いて、働いて、働いて、お金を増やそうとします。
 労働の対価=歩合給です。お金=労働の対価=歩合給だとすると、心と体を壊してまで働いて、お金を得ようとします。だって、そうしないとお金は入ってこないと思い込んでいるのだから。
 でも、お金が労働の対価や、自分が与えた価値に対する見返りではなく、何もしない、何も与えない、何も交換しない自分が、そんな自分のことをどれだけ肯定して、自分の価値を受け取っているのかという、そのバロメーターだと思えば、お金に対する「前提」がガラリと変わります。*2

自分自身を顧みると、人生で最もハードに過酷に働き詰めた去年は、社会人になってから最も年収の低い一年になってしまった。
時給で働いていたときよりも、生き方を変えようとして週4日勤務に切り替えたときよりも低いなんて。
がんばらないと稼げないと思って、がんばってがんばってがんばり抜いたのに……。

その結果、心も体も壊し、仕事を辞めた。
「また働かなくちゃ食べていけない」と不安になっていた矢先に、この本に出会った。

「働かざる者食うべからず」という思い込みを手放そう。
ただ生きているだけで、豊かでいられるんだ。
見えなくても吸える、限りなくある空気のように、お金も見えなくても満ちあふれているんだ。

そう自分に言い聞かせて何もせずごろごろとしていたら、思いもよらないところからお金が入ってくるようになった。

すごい……。


それでも、ときどき恐くなる。
この豊かさには限りがあるのじゃないか?
やっぱり汗水垂らしてがんばらないと食えなくなるんじゃないか?

そんなとき、もう一度この本を開いてみる。

 まだ「収入」が増えなかったら、まだ自分が自分の「存在」を低く見ているということがわかる「だけ」のことなのです。*3

まだまだ、修行の途中である。

一生お金に困らない生き方

一生お金に困らない生き方

*1:心屋 仁之助. 一生お金に困らない生き方 (Kindle の位置No.387-389). Kindle 版.

*2:同上、Kindle の位置No.360-365

*3:同上、Kindle の位置No.429-430

白濁(二)

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別れ話をしに来たのだというのに、坂井を見つけるといつものクセで笑顔になってしまう。会えるときをいつも心待ちにしていた。高田馬場で高い部屋を借りたのは、坂井が気まぐれに寄り易いようにだった。自分では見ることのないブラウン管のテレビは、場所塞ぎだけれど坂井の為に用意していた。独りきりのときは、白い布を掛けていた。本当はテレビなんて嫌いなのだ。


小説をアップしました。
続きは下記リンクからどうぞ。

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〔日記〕「小田原城アートnow 2018」を観に行く

  • 朝露しとゞ、
  • 行きたい方へ行く
  • 山頭火

一杯やりたい慾望、性慾のなくなつた安静。
私の生活もいよ/\単純、簡素、枯淡になつた、これで追想や空想や妄想がなくなると申分ないのだが。

種田山頭火 行乞記 北九州行乞

陰暦皐月七日、晴れて夏日。活力低い。

ここのところの長引く怠さはどうしたことだろう。
梅雨のせいだろうか、大きな地震が頻発しているから、地脈が何か影響をしているのだろうか。

とりあえず、日記に陰暦の日付と天気、体調を入れて傾向を見てみようと思いつく。


夢はあまりにもリアルな非現実だった。
目が覚めると違う次元の世界にいた。
次元の変化というのは、ある日突然、なんの脈絡もなく切り替わるものなのだな、と思った。
三度目に目覚めたら、お馴染みの現実に戻ってきていた。
ある日向こう側に行って、そのまま帰って来なくなることもあるのだろう。


久しぶりに良い天気だ。
ジロウが梅干しを干していた。
亡き母が作ったシーサーが、梅の守り神のようになっていた。

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午後からゆるゆると家を出る。
ほり内でとろろ蕎麦。ジロウはおろし蕎麦。

電車で小田原を目指す。
小田原城アートnow 2018」を観に行くのだ。

artnow.jp


銅門(あかがねのもん)の前は、なんだかサバンナだった。

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梅の木にすっかり溶け込んでいる。

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難攻不落の天守閣を攻めるのじゃ。

三浦半島が見える。
江ノ島も見える(らしい)。
ということは、江ノ島からも小田原城が見えるのだな。

鎌倉のみんなに手を振る。

紫陽花が盛りだった。
鎌倉みたいに大行列していないのがいいね……

「かまぼこ通り」を散策する。
観光地としては、まだまだ盛り上がり切れていない感じがする。

城下町をうろついて、歩き草臥れて呑み屋に入る。
朝取れの鶏の希少部分を焼き鶏にする「ゆう助」、駅裏の「天史朗寿司」。

堪能して、ほろ酔いで駅についたら、間違えて小田急ホームに降りたってしまう。
頭をかきながら駅員さんのところに行くと、「いま横須賀線、人身事故で止まっていますが、出ますか……?」と。
とりあえずJRホームに降り立ったら、乗り込んだ湘南新宿ラインが回送になってしまう。
また小田急ホームに行ってみる。

結果、すごく遠回りして国府津へ。
そこから東海道線に乗り大船につくと、横須賀線もちゃんと動いていた。ありがたい。

マクドナルドでチーズバーガーとチキンクリスプを買って帰る。

地脈が賑やかなのか、電磁波を浴びたような鈍い頭痛。
ジロウにマッサージしてもらって寝落ち。

〔日記〕なかなか完結しない

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  • やつぱり一人が
  • よろしい雑草
  • 山頭火

休養読書。
枇杷の実がつぶらに色づいてきた、Jさんの子供たちが来てよろこんでうまさうに、もいではたべる、たべてはもぐ。

種田山頭火 行乞記 北九州行乞

陰暦皐月五日、ぐったり。

まだ全然動けない。
謀りの姫に興じて、夕方、ようやく布団から這い出て風呂に入る。

なんとか机に向かう。
日記を更新して、小説を書く。

昔書いた小説の書き直し。
何度となく書き直しを続けていて、なかなか完結しない。書き始めたのはたぶん7年前。

mianohara.goat.me


ちょっと満足して、呑みに出掛けることにする。
駅前の植え込みの陰で、ネジバナが咲いていた。
懐かしい。昔、庭の芝生によく生えていたやつだ。

帰りに、またイクラ軍艦と、鉄火巻きを買って帰る。
ゴマ煎餅を食べ過ぎて、夜中苦しくて目が覚める。

[漂流物集積所通信 第7号]がんばらないとできないことは、向いていない……e.t.c〔note〕

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がんばるところを間違っては何の意味もない。
というか、がんばらないとできないことは、自分には向いていない。

全文は下記のリンクから読めます。

note.mu

〔日記〕海の生き物のように

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百足、蛇、蜂、蛞蝓、蝶、蚊、虻、蟻、そして人間!
胡瓜、胡瓜、胡瓜だつた、うますぎる、やすすぎる!

種田山頭火 行乞記 北九州行乞


陰暦皐月四日、ぐったり。

まったくぜんぜん動く気がしない。
食べかけのフラ印のポテトチップスをつまむ。

『謀りの姫』に興じる。
興じすぎて、すごくレベルが上がる。

外は梅雨の中休みみたいだ。
でも、布団から出られない。

腹が減って、焼きそばをつくる。
キャベツとシシトウを大量投下。

サッポロ一番 ソースやきそば 5食

サッポロ一番 ソースやきそば 5食

それでも腹減りがおさまらず、天ぷらそばを食べる。

日清 どん兵衛 天ぷらそば東 100g×12個

日清 どん兵衛 天ぷらそば東 100g×12個


夕方、風呂を沸かす。
まるで海の生き物が久方ぶりに水に浸かったかのように、じゃばじゃばとお湯を浴びて少し生き返った感じになる。

「これだけはやろう」と思っていた、note を更新して、ちょっとだけ小説を書く。

note.mu


出来合いのお寿司と酒を買ってくる。
寿司は、イクラ軍艦と、鰯のにぎり。
あと、小さいスルメ。

ぐいぐい呑みながら、『応天の門』を読み始める。

応天の門 1 (BUNCH COMICS)

応天の門 1 (BUNCH COMICS)

まだ元服したばかりの菅原道真が主人公。
ロマンスグレー(?)の在原業平とともに、都で起きる事件を解決していく。
妖かしを解決していくところは『陰陽師』と似ている。
でも、『応天の門』の場合は、妖かしに見せ掛けた人間の企みを、頭脳明晰な菅原道真が暴いていくのだ。

ぐいぐい呑んだら、ちょっと元気が出てきたような気がする。
敷いたままの布団に戻って眠る。

〔日記〕下手くそな文章を晒し続けよう

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  • から梅雨の
  • 蟻の行列
  • どこまでつづく
  • 山頭火

昨夜の酒がこたえて胃が悪い。

種田山頭火 行乞記 北九州行乞


陰暦皐月三日。

精神的に落ち着いてきたし、「そろそろ仕事でもしようかな」なんて考えてもみたけれど、いや、もし、何もしなくても毎月50万円が手に入るとしたら、今自分が考えているような「仕事」を私はするだろうか、と思う。

例えば、ライティングとか、図書館スタッフだとか、書店員だとか。

いや、それは、興味はあるけれど心からしたいことではないな。
「仕事をしていないダメ人間」と思われるのが嫌だから、何かやろうとしているだけだな。


「生活をするためにはお金が必要だ
「お金は自分で稼がなくてはならない」
「お金を手に入れるには働かなくてはならない
「働くというのは、人のために苦労をすることだ」

そんなふうに思っていたけれど、全部勝手な思い込みだった。

「お金があろうとなかろうと生きてはいける
何にもしていなくてもお金は手に入る」
「お金はいろんなところから出現する
楽しくてしかたないことをしていると他人も喜ぶ」

ルールはすべて自分で塗り替えていけばいい。


おれは暇なんだろうか?
いや、書くことから逃げているだけだ。
書き始めると自分の下手さ加減を見せつけられて落ち込むから、他のことをして気を紛らわせようとしているだけだ。

しょうがない。
さっさと降参して、書くしかないのだ。
下手くそな文章を晒し続けよう。


がっつり寝て8時過ぎに起きる。
『やり抜く力』を買った。

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

マルタイの棒ラーメンを初めて調理してみる。
うーん、ちょっと塩辛い感じがする。
タマネギとかを入れると中和されるのかも……

マルタイ マルタイラーメン 164g

マルタイ マルタイラーメン 164g

Twitterの仕様というか、見た目が一瞬変わったが、動揺している間にまた元にもどる。
何だったのだろうか。

御成スタバへ行って、g.o.a.t で小説を書き始める。
自分の下手さにのたうちまわりたくなる。

とりあえずその場では公開するのをやめて、ヒグラシへ。
「ミアちゃん、今日はなんか、すごく仕事してきたっていう感じがする」
と言われる。
頭から湯気が出ていたかもしれない。

g.o.a.tスマホでも公開できるから、呑みながらどうするか考えようと思っていたけれど、結局公開しないままになる(翌日、ようやく決心して公開する)。

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新しいヒグラシメンバーは、逗子の三遊亭の馴染みみたいだ。
逗子からきたお客さんで賑わう。

冷酒二合で引き上げる。チキンステーキを買って帰る。
もう一度『阿・吽』を読む。

阿・吽 7 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

阿・吽 7 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

しばし「謀りの姫」に興じる。

謀りの姫

謀りの姫

  • Wish Interactive Technology Limited
  • ゲーム
  • 無料

寝落ちして、一度眼を覚ます。
やたらに胸焼けする感じがして気持ち悪いが、吐くに吐けない。
諦めて寝る。
明け方、腹を下す。

縦書きもできるブログサービス「g.o.a.t」(ゴート)で小説執筆がはかどりそうな予感がしている

小説をWeb上で公開できる場が増えてきた。
noteエブリスタなら、有料設定にもできるし、小説好きの目にも留まりやすい。
でも、サイトのデザインがあんまり好きじゃなかった。

noteはパソコンのブラウザだとフォントが選べないし、エブリスタは携帯小説みたいにページが細切れになってあまり好きじゃない。

そんななか、すごく気になるブログサービスがある。
株式会社 KDDI ウェブコミュニケーションズが提供するブログサービス「g.o.a.t 」(ゴート)だ。

www.goat.at

g.o.a.t は、「Greatest of All Time」(史上最高)の頭文字。
Instagramのようにビジュアルを重視するというコンセプトでつくられており、ユーザーが投稿した記事はサービス内では「スナップ」と呼ばれる。

なんと、縦書きのテンプレートもあるのだ。
こちらは、パソコンのブラウザで見たところ。


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スマートフォンでも、サイズが調整されて、縦書きのままきれいに表示される(下記のリンクから読めます)。

mianohara.goat.me

実は、はてなブログにも縦書きで表示できるカスタムデザインがあった。
長いこと愛用していたけれど、どうしてもブラウザが限定されるし、スマートフォンではきれいに表示されなかった。
だから、スマホでも縦書きで見られるというのはすごく画期的に感じる。
やっぱり、小説は縦書きだとうれしい。


小説を書くには心が踊る環境が必要だ。
万年筆に原稿用紙。学習ノートにサインペンでもいい。
初めて触ったワープロには興奮した。自分の言葉がその場で活字になるのだ。

やがてワープロがパソコンになり、一太郎の「リラックスビュー」で書くようになる。
リラックスビューは、画面の背景に美しい写真が設定できる機能だ。これもなかなかよかった。

WindowsからMacに切り替えると「Ommwriter」を使うようになった。
雪景色のような背景に控えめなBGMと、タイプライターや雨音を模したタイプ音。

ommwriter.com


でも最近、そういう環境がなかなか無いと思っていた。
パソコンはWindowsに戻してしまったし(OmmwriterはMacでしか使えない)、Wordだと事務仕事をしているみたいで嫌だ。
Evernoteスマートフォンでも同期して書きためられるから便利だけれど、書いていてそんなに気分は上がらない。

でも、g.o.a.t だったら気持ちよく書けるんじゃないかと、ちょっと思っている。

〔日記〕毎日書く姿勢を取ろうと思う

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  • たれかこいこい
  • 螢がとびます
  • 山頭火

晴、草取デー。
樹明来、酒と肴とをおごつてくれた。
ほとんど徹夜して身辺を整理した、気分がさつぱりした。

種田山頭火 行乞記 北九州行乞


陰暦皐月二日

昨日の腹が立つことのいろいろを思い出して朝から憤慨する。

どんなかたちでもいい、とにかく毎日小説を書く姿勢を取ろう、と思う。
宇野千代の『行動することが生きることである』を読み返す。

 ものを書こうとするときには、誰でも机の前に坐る。書こうと思うときだけに坐るのではなく、書こうとは思っていないときにでも坐る。この机の前に坐るということが、小説を書くことの基本です。毎日、または一日の中に幾度でも、ちょっとでも暇のあるときに坐ると言うのではなく、毎日坐るのである。
 坐る、と言う姿勢が、あなたを規制します。不思議なことですが、ほんとうです。あなたは坐ったら、何をしますか。どうしても、何か書くしかないでしょう。この、毎日坐ると言うことが、小説を書くことの基本です。机を前にしたら、どうしても書かなければならない。では、何を書くか。
 何を書くかは、あなたが決定します。しかし、間違っても、巧いことを書いてやろう、とか、これまでに、誰も書かなかった、新しいことを書いてやろう、とか、決して思ってはなりません。日本語で許された最小限度の単純な言葉をもって、いま、机の前に坐っている瞬間に、あなたの眼に見えたこと、あなたの耳に聞こえたこと、あなたの心に浮かんだことを書くのです。「雨が降っていた」、「私は腹を立てていた」、「また、隣りの娘が泣いている」と言う風に、一字一句正確に、出来るだけ単純に書くのです。あやふやな書き方をして、それで効果を出そうなぞと、そんなことは、決して考えてはなりません。素直に、単純に、そのままを書くと言うことが、第一段階の練習であり、やがて、大きなものの書ける基本です。*1

ちょっと長い一節だけど、お守りのようにして胸に刻む。


今日はマンションの断水だ。貯水槽を掃除するらしい。
踊り場に、大家さんが差し入れた大量の水のペットボトルが置いてあった。


すみだ北斎美術館で、2018年6月26日(火)から「ますむらひろしの北斎展 ATAGOAL × HOKUSAI」が開催される。その中のイベントで、なんと「白崎映美&東北6県ろ~るショー!! 」とますむらさんが共演されるというのだ。
今か今かと待ちわびていた予約情報が解禁となる。予約できた。うれしい。


ブログで日記を書いてから、気持ちよい小雨のなか、早めに家を出る。
J.S. STEAK STANDでサーロインステーキ。
生肉Tシャツを着てステーキ屋に入るのは、ちょっと恥ずかしかった。
パーカーのジッパーをジジーっと上げる。

ぷらぷらと御成スタバへ向かう。
途中、スイカ柄の傘をすれ違った奥様方にうらやましがられる。

昔書いた小説を、g.o.a.t に流し込んでみる。

mia.hateblo.jp


燃え尽きてヒグラシへ。
冷酒二合、マグロ中落ち、ケイジャンチキン。

スーパーでチキンステーキとワインを買って帰る。
『阿・吽』をもう一度1巻から読み返す。

阿・吽 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

阿・吽 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

*1:宇野千代『行動することが生きることである 生き方についての343の知恵』(集英社文庫集英社、2005.06、p.203-204

〔日記〕子宮と同じサイズの何か

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晴れたり曇つたり、私はゆつくり昼寝した。

種田山頭火 行乞記 北九州行乞


陰暦皐月朔日、活力低い。

やってみたかった仕事のひとつに本屋の店員があるけれど、もはや「決められた時間に決まった場所へ出勤する」というスタイルの働き方はできないかもしれないな、と思っている。

まだ体調は戻らない。のんびりと起きて、かろうじて白湯を入れて米をとぐ。

ジロウが珍しく早起きをして、穴が空きすぎたジーパンをミシンで直してくれた。


癌検診の結果をもらいに婦人科へ行く。
とりあえず癌ではなかったが、子宮筋腫はやっぱりあるらしい。
自覚症状は何もないし、すぐに対処する必要はないようなのでしばらく様子見。
しかし、自分の子宮から子宮と同じサイズの何かが生えているというのは、見えないだけにシュールだなと思う。
まあ、無理をさせ続けてきた自分の女性性を労ろう。


ジロウと待ち合わせて駅前のスタバに。
でも落ち着かず、いつもの御成スタバへ移動。

ヒグラシへ。
あまり見ない顔の奥様の話に相づちを打つ。
話を聞いてくれる人がいないのは淋しかろうと、「そーですかー」なんて言いながらニコニコと聞いていたが、話題はすべて上から目線の「自分はいかに素晴らしい奥様なのか(あなたより私のほうがよっぽど優れているのよ)」という女子的マウンティングだった。
帰ってから無性に腹が立ってきた。
「はいはい、よかったですねー、ケッ」とでも言ってやればよかった、今度会ったらそうしてやろう、と心に決める。


気になっていた、おかざき真理の『阿・吽』を買う。
空海最澄を題材にした漫画だ。
1巻を読み始めたら引き込まれて、一気に7巻まで読み切ってしまった。

阿・吽 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

阿・吽 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

阿・吽 7 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

阿・吽 7 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

腹を立てていたことも忘れて、清々しく寝る。
空海。空と海とを名に持つ男。
おれは海明だよ、聞こえるかい?
ああ、懐かしいなぁ。

ヒグラシ文庫店主・中原蒼二の出版記念パーティーが開催されます(2018/07/08 Sun)

鎌倉と大船に店を構える立ち飲み屋兼古本屋、ヒグラシ文庫の店主・中原蒼二が初めての自著本を出版するそうですよ。

出版社は、雑誌『はま太郎』を刊行している星羊社
カメラマンは有高唯之
どちらもお馴染みの酔客。


そして、2018年7月8日(日)、出版記念パーティーが横浜のダンスホールクリフサイドで開催されます。

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パーティーのフライヤーデザインは、これまたお馴染み酔客の在原祥夫
有高×有原のアリアリ最強コンビ!

コピーは、鎌倉ヒグラシ文庫のトイレに貼ってあるゲンスブールのポスター「愛されたくないが愛されたい。そう、それが私なのだ。」へのオマージュ。

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こちらは星羊社のポスターへのオマージュ。

張り切って大きな会場を借りたそうで、参加者を広く募集中だそうです。
会費は3,500円程度、事前申込が必要となります。
「ちょっと興味あるかも?」という方はぜひぜひ、当日会場でお目に掛かりましょう。

中原蒼二著『わが日常茶飯 立ち飲み屋「ヒグラシ文庫」店主の馳走帳』刊行記念パーティー

<日時>2018年7月8日(日)15:00〜17:30頃

<場所>クリフサイド(横浜市中区元町2-114)
https://cliffsideyokohama.wordpress.com/history/
*クリフサイドの営業はイベント開催時のみのため、会場への直接のお問い合わせはお控えください。

<アクセス>
タクシー 横浜駅より20分、桜木町駅より13分
みなとみらい線 元町・中華街駅5番出口より徒歩5分。
JR京浜東北線根岸線) 石川町駅南口より徒歩10分

<会費> 3,500円程度
★当日ご祝儀として食べ物・飲み物持ち込み大歓迎!
★本代は含まれてません。

<参加お申込みは下記リンクから>
https://www.secure-cloud.jp/sf/1527924869JIbfTkKq

最新情報は、ヒグラシ文庫のFacebookイベントページをご確認ください。
https://www.facebook.com/events/416062625464098/

〔日記〕山形新幹線で通っているらしい

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晴、今年は誰もがいふやうにカラツユかも知れない。
畑の手入。
苦もなく句もない、ノンキな一日だつた。
筍、螢、蛙。……

種田山頭火 行乞記 北九州行乞


陰暦卯月卅日。不正出血、活力低い。

秋田の鹿角あたりの町で、子ども図書館に勤めることになった夢を見る。
閲覧担当のリーダーだが、嘱託なので出勤は週に3~4日なのだという。
保育士の資格を持っている小学校時代の友人(男)が、乳児が預けられたときの担当を長いこと務めている(なお、現実の彼は保育士ではまったくない)。

友人は勤務がある日にだけ、山形新幹線で通っているらしい。
勤務開始の7時に到着するためには、前の晩に家を出る必要がある。
夕食を採ると、仕事へ行く恰好をして新幹線に乗り込むのだ。
深夜運行というものがあるらしくて、途中新幹線はどこかの駅で停車するが、そのまま夜が明けるまで乗っていて仮眠をとってもいいのだという(現実にはそんな新幹線はない)。

山形新幹線はしょっちゅう動物をはねて止まるし、そうなると鈍行に乗り換えなくちゃいけないから、深夜便がいちばん安心なんだよ」と言う。

そんな過酷な通勤はいやだなぁ、だったら秋田でアパートを借りて単身赴任をしようかなぁ、と考えている。
いやまてよ、午後から始まる私の勤務なら、普通に朝、新幹線で出勤して、終電ギリギリで帰って来ればいいじゃないか、と思い直す。

ああ、どちらにしても、なんでそんな遠くに勤めることにしちゃったのかなぁ、辞令が出る前だけど、「やっぱり辞めます」って言っちゃおうかなぁ。

と、逡巡しながら目が覚めた。


貧血気味なのか気圧のせいなのか、怠くて体がふわふわとしている。
ゴミ捨てに行くために早めに起きて風呂に入ったが、また布団に戻ってごろごろとする。

とにかく肉を摂取しないと、と思う。

六地蔵の一閑人で青唐つけ麺のトントロチャーシュー。
思ったより肉は薄切りで今日の肉欠乏には物足りない感じ。

ジロウと解散して図書館へ。
予約していた畦地梅太郎の画集を受け取る。

御成スタバで、溜まっていた日記をまとめて更新。

実家から帰って来たジロウと合流して、買い物、ヒグラシへ。
帰りがけに、スポーツカーで焼き芋屋やってる粋なおにいさんと遭遇する。

〔日記〕やっぱりタコは宇宙人なのかもしれない

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夜は庵で、私の酒をちよんびり飲んだ(樹明君といつしよに)、おだやかな酒だつた、さみしい酒だつた。
雷鳴、驟雨、梅雨らしい天候だつた。

種田山頭火 行乞記 北九州行乞


陰暦卯月廿九日。

どうにか起きられた。
ゴミ捨てに行く。
家の前の街灯カバーが外れかかっていて、いつかドリフのようなことになるのではないかと、ドキドキ(いや、わくわくかも)しながら下を通る。

今日の海は沖縄のように青い。


今日はどの鞄にしようかと考えていたら、子どものころに気に入っていたダヤンのバッグを思い出した。
ダヤンは池田あきこさんが描く猫で、そのバッグは正確にはダヤンの影である黒猫の「チップ」だった。
まるでぬいぐるみのようだけれど、背中にチャックがあって、ほんの少しだけ荷物を入れられる。

嬉しくて、家族で箱根の彫刻の森美術館へ行くときに下げていった。
でも、ベンチで座って休憩していたら、隣にいた子どもに目玉であるところのボタンをむしられてしまったのだ。


クレインポートでお昼をいただく。
サムギョプサル。ジロウはビビンバ。

江ノ電に乗って江ノ島へ。
新江ノ島水族館の年間パスポートを持っているのだ。
今年は3回目のえのすいだ。
そして、いつも閉館間際の時間に駆け込むようにして見るのだ。

カツオノエボシには出会えず、残念。
蛸の目の前で手をグーパーしていたら、すっごく楽しそうにタコ踊りを披露してくれた。
やっぱり、タコは宇宙人なのかもしれない。


弁天橋を渡る。
まるで『宝石の国』で、月人がやってくるときみたいな空模様だった。

宝石の国(1) (アフタヌーンKC)

宝石の国(1) (アフタヌーンKC)

思わず手を合わせる。

ビールを買って、防波堤で波しぶきを見ながら乾杯。


鎌倉に戻って「まちの」へ初めて行ってみる。
立花岳志さんのブログを見て、気になっていたのだ。
日本酒、刺身、堪能しました。

www.ttcbn.net


ヒグラシへ。冷酒と、鰻ざく。
中原さんの出版記念パーティーのポスターを見せてもらって大変盛り上がる。

帰宅して一瞬で寝落ち。