醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

うつ病は私の人生にとってギフトだった〔アメブロ〕

f:id:mia-nohara:20160702113256j:plain


33才にして、演技の経験も無いのに劇団に入り、

「いやぁ、私はいつまで自分探しをしてるんだろう」

と思ったのだ。

そのことを何かで書いたら、演出家がそれを読んで私の役柄(未亡人のお嬢様)に

「自分探しを続けるお嬢様」

という設定を書き加えた(脚本そのものは、あんまり変わらなかったのは残念だ)。



続きは下記リンクからどうぞ。

ameblo.jp

白濁(十九)

f:id:mia-nohara:20180805143721p:plain


「たまにはもう一軒、一緒にいかがですか」

と高橋が言うので、敷居が高くて一人ではなかなか入れなかった焼き鳥屋を提案した。噂によると、混んでいる日には一見さんは「予約でいっぱいだから」と断られてしまうらしい。
小町通りの路地裏のその店は、今日は暇そうだった。強面のご主人が背中を丸めながら「らっしゃい」と一言だけ言った。



続きは下記リンクからどうぞ。

mianohara.goat.me