司書の卵キャンプ@山中湖情報創造館(2/2)
山中湖から帰ってきました。東京はまだむし暑いのですね。新宿駅に降り立ったとたん、インド綿のスカーフがしっとりと湿ってしまいました。
実りの多い三日間でした。「図書館はこうでなくてはならない」という、かっちり固まった概念が崩れました。
山中湖情報創造館の司書のみなさんから手ほどきをいただきつつ、参加した学生たちで「これからの図書館」を考えてみました。
- 二十四時間開館していて、職員がいない無人のフロアでも自由に貸し出しのできる図書館。
- 喫茶店と図書館を融合させた、フロア内で本を読みながら飲食できる図書館。
- 音楽が流れていて、自由に会話のできる図書館。
「図書館でしてはいけない」ということは、実はほとんど無いのです。がちがちで保守的な図書館からの脱皮。もはや「図書館」という名前すら、変えていく必要があるのだと思うようになりました。
そんなわけで山中湖のほとりにあるのは、「図書館」ではなく「情報創造館」。ただ、「二字熟語+二字熟語」のネーミングは覚えづらく感じます。定着するまでに時間がかかってしまうのではないかと思います。