昔の恋
曇。
のんびり過そうと決め、ブルーベリーパンとかぼちゃのアンパン、ノンアルコールビールとポテチを買ってくる。
T図書館で『日々ごはん2』を返却。
夕食は赤ワインと、切干大根のベーコンおかか痛め。『伝言レシピ』を参考につくってみた。
- 作者: 高橋みどり
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2006/03/20
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エジプトの番組とインカの番組が違う局で同時にやっている。どっちを見るか迷う。
スマスマを見て、あいのりを見て、酔っ払いつつブログを更新する。
なんだか凄く官能的な夢を見たのだった。
昔の恋人と再会して、なぜだか実家に泊めることになっていた。なごやかに家族と食事して、私の部屋に引き上げて、いざ良いムードになったところで、現実の私の抱えている病気を思い出すのだ。
そして一生懸命、拒絶しようとするのだ。
惜しい。やはり、未練があるのだろうか。
今、彼と再会して、どうこうなろうという欲が生まれるというわけではない。おそらく。ただきっと、何もしなかったことが悔やまれるのだ。せめて唇くらい奪っておけば! とか。手ぐらい握っておけば! とか。
でも、何もできなかったこと自体が、青春時代の翳り無い思い出なのだと思う。手さえ握らず、姿を見るだけで心臓が止まるかと思ったあの頃。
たぶん、今、彼と再会したら、当時と同じような想いに胸を悩まされるだろう。何度もためらい、自分から逃げてしまった恋のことを。そしてその分を含めて、ヨリのことを大切にしたいと思う。中年期を過ぎたやさぐれオヤジだけれど、世界中で一番愛しい男のことを。
そして、なによりかつての恋人の幸せを想う。きっと彼に恋人ができたら、嫉妬するのだろうけど。なんて理不尽な嫉妬だろう。でも、嫉妬せざるにはおえないのだ。それでも、彼を大切に想う人がいることを、彼を支えてくれる人がいることを、切に願うのだ。
と書きながら呑んでいたら、部屋にワインを散らばしてしまった。ああ。