醒メテ猶ヲ彷徨フ海

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕中野サンプラザの傾斜をiPhoneで測る

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  • 酔ひざめの、
  • どこかに月がある
  • 山頭火

飲食過多、それはやつぱり貪る心だ、戒々々。

種田山頭火 其中日記 (三)

代替品で満足しようとしない。
ほどほどのものでなく、最上級のものを自分に与える。
自分にはふさわしくないなんて思う必要はない。

ちょっと早く起きられた。
今日は原口さんの作品を観に行くのだ。

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出掛ける直前にクロネコヤマトさんが配達にやってきた。
宅配便って、サンタさんが来たみたいに嬉しくなる。


昨日買った地下足袋風の靴「たびりら」をおろす。「うろこ雲」という色。
倉敷帆布を使ったオリジナル柄なんだそうだ。

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普段から地下足袋を履いているジロウとなんだかおそろになった。


実は、たびりらは「デニム」柄のは持っていたのだ。
でも、買いに行った日にちょうどいいサイズがなくて、ひとつ大きな25cmを買ってしまった。
履けなくはないけれど、すぽんと脱げてしまいそうであまり心地よくない。
そして、いちばん欲しい色は、金色が散らばった「うろこ雲」だったのだ。

「うろこ雲」は金色が入っているせいか、ちょっとだけ「デニム」よりも高い。
あと、仕事のときに履いていくのには、おとなしい紺色の「デニム」のほうがいいような気がしていたのだ(地下足袋であるところからして、もうビジネス向きではないような気がするが、でも、ね)。

何年か越しに、一番欲しかった柄を買ってスッキリとした。

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これでまた、旅に出られるような気がする。


新宿から京王新線に乗り換える。
会場のplan-Bは駅からけっこう遠い。
途中、氷川神社に呼ばれて参拝する。


原口さんには会えなかったけれど、いい空間だった。
のんびりして外にでたら、昔ながらの看板が並ぶ通り。

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バスに乗って中野駅へ。
ジロウは初めて中野に来たらしい。

「藤沢みたいに大きい街だね!」と言っている。
「いや、藤沢より大きいと思うよ?」
「じゃ、どのくらい?」
「……中野ぐらいかな」


中野サンプラザの傾斜の角度を、iPhoneのアプリで計測していた。
「50°!」だそうだ。
ちなみに、ピラミッドの傾斜角度は51°らしい。


ぷらぷら高円寺まで歩く。
高円寺は、鎌倉に越す前に住みたいと思っていた町。

あらゆる商店街を歩き尽くして、良い店を探す。
「蓬屋」にした。おじさんの台所、というキャッチフレーズがいい。

逗子の三遊亭の、長谷川マスターみたいなおじさんが二人、台所を回していた。
大皿に盛られた男の料理。どれも美味。
久しぶりにコゴミとコシアブラを食べられて満足する。
漫画『ねことじいちゃん』について、マスターと意気投合。


店を出たら、ものすごいタイミングで、会いたかったけれど会うのが恐かった人たちとばったり行き逢う。
思わず「どうして?」と聞いてしまったが、聞かれても困るだろう。
毎日のように夢に出てきていたから、久しぶりという感じがまったくしなかった。

さくっとビールを飲みに行くという二人と別れて中央線に乗る。
しばらくおさまっていた動悸が再発しそうなのをなだめる。


鎌倉について、スーパーで買い物をして帰宅。
ジロウは家呑み。その横でごろごろとする。