〔書評〕簡単に真似できる絶妙なコンビネーションが酒をすすませる ~ 銀座ロックフィッシュ 間口一就『バーの主人がこっそり教える味なつまみ』
酒場の決め手は、味なアテがあること。
手は込んでいなくてもいい。
思いもよらぬ組み合わせが至福の時を生むのだ。
キンキンに冷やしたグラスに、これまたキンキンの角瓶を注ぎ、さらにきっちり冷たい炭酸で割る「三冷」。
銀座ロックフィッシュの自慢は、この氷を入れないハイボールだ。
そんなバーのマスターがこっそりと教えてくれる味なつまみは、「えっ、それとそれを合わせちゃうの?」というようなびっくりするコンビネーションのものが多い。
例えば、「棒ずし生ハム巻き」。
買ってきた焼鯖棒ずしに生ハムを巻くだけ。
そう、気が抜けるほど簡単に真似できるのも特徴だ。
例えば、「たらこのルイベ」。
これは、タラコを冷凍庫で凍らせるだけ。
凍ったまま薄く切って、凍っているうちに賞味する。
簡単には思いつかないけれど、真似するのは簡単。
お店にもおじゃましてみたい。
- 作者: 間口一就,タケウマ
- 出版社/メーカー: 柴田書店
- 発売日: 2009/07/24
- メディア: 単行本
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「甘党だけれど呑んべえ」という方には、こちらもおすすめ。
- 作者: 間口一就
- 出版社/メーカー: 柴田書店
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- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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