醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

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〔日記〕朝から飲み潰れてすっぽかしてしまいたい欲求に駆られる

 
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  • 旅の宿の
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  • 山頭火

酔ふた気分は、といふよりも酔うて醒めるときの気分はたまらなく嫌だけれど、酔ふたゝめに睡れるのはうれしい、アルコールをカルモチンやアダリンの代用とするのはバツカスに対して申訳ないが。

種田山頭火 行乞記 (一)


葉月十四日秋分、晴れ。

全然やる気がでないのでぐだぐだとする。やる気が出ないのは、小説を何日も書いていないからだと知っている。書けば下手くそで辛い、書かねば罪悪感で辛い。

そして、何かあらかじめ予定が入っていると、どうもそわそわとして落ち着かない。特に夜の予定は駄目だ。どんな楽しみな予定でもそうなのだ。朝から飲み潰れて、すっぽかしてしまいたい欲求に駆られる。

ひとまず借りてきた『ガニメデの優しい巨人』を読む。面白い。すぐに読み終わってしまう。

ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫)

ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫)


昼にジロウがキノコとベーコンのスパゲッティをつくってくれた。

お茶を飲んでひと息ついて、とりあえずヒグラシに行って時間をつぶすことにする。腹を満たしておかないと、と思い、最初にロングソーセージ、そしてクロダイなめろう。冷酒二合。

あわあわと大船に向かう。黄昏エレジーで、楽しみにしていた大谷氏夜久一のライブなのだ。

満席で安心した。いちおうエプロンをつけてカウンターの中に入り、あまり役に立たない猫の手を貸す。

いい夜だった。