〔日記〕何が変わり、何が変わらないままなのか
- いざり火ちら/\して
- 旅はやるせない
- 山頭火
おぼつかない空模様である、そしてだいぶ冷える、もう単衣ではやりきれなくなつた、君がなさけの袷を着ましよ!
種田山頭火 行乞記 (一)
長月廿日、晴れ。
もうほんとうに怠くて、ずっと布団のなかでぐだぐだとしている。葛根湯の御利益で咳はちょっと治まったようだ。鼻水が滝のように出る。体中の水分が鼻から流れ出していくみたいに。
夢を布団の中で反芻する。
三十代にして、もう一度中学に入る決意をした。今日は卒業式である。教壇に立つのは藤本さきこで、Tが書いた花(アネモネだろうか?)の絵を黒板にチョークで写し取っている。
— 野原海明/小説家 (@mianohara) October 29, 2018
(十四)夢の中にはもう一つの幻想がある|野原 海明|note https://t.co/8fqT8cu28v
高山なおみの『帰ってきた日々ごはん』3巻を読む。
- 作者: 高山なおみ
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学生時代、高山さんとスイセイさんの夫婦の暮らしに憧れていた。幾年月が流れ、何が変わり、何が変わらないままなのかをのぞいてみたくなって。
昼はジロウにそーめんでラーメンをつくってもらう。
風呂にざぶんと入って、さっと買い物に出る。コンビニの明太子パスタに赤ワイン、枝豆、生ハム。
体調が悪いときに赤ワインと生肉を摂取すると、たちまち元気になる気がする。