〔日記〕来客
- みんな芽ぶいた
- 空へあゆむ
- 山頭火
本を開いて抱えたまま寝ていたらしい。
iPadの設定、最後の仕上げとして、Duet Displayを試す。その他、気になっていたアプリをいくつかダウンロードした。ジロウが早く起きてきて、幸せについて語る。
家を出るのが少しもたついた。コバカバでランチ。豚しゃぶのフキ味噌のせ。
関内へ。ドトールでコーヒーのラージサイズを買う。ARGコーポレートサイトの更新について打ち合わせ。作業をする予定が他の会議が立て込み、その余裕は無かった。オフィスは珍しくとても混んでいる。来客も多い。
ゆつくり飲んだ、わざ/\新酒を買つて来て、そして酔つぱらつてしまつた、新酒一合銅貨九銭の追加が酔線を突破させたのである、酔中書いたのが前頁の通り、記念のために残しておかう、気持がよくないけれど(五日朝、記)。
[種田山頭火 行乞記 (二) 一九三一(昭和六)年]
アルコールのおかげでグツスリ寝ることが出来た、昨夜の分までとりかへした、ナム アルコール ボーサー。
クロスオーBarへ。生ビール2杯、日本酒2合。新タマネギ、新生姜肉巻き、太刀魚の刺身、切り昆布、ハマグリみたいな貝、ほうとう、いしり風味。眠くなって二次会には行かずに解散。コンビニで炭酸とカップヌードルを買って帰る。ひとつだけ売れ残っていたトマトクリーム味は、あまり好みでなかった。Kindleで漫画を読んで寝る。
〔日記〕市ヶ谷の桜
- ふるさと遠い
- 雨の音がする
- 山頭火
いそいそとiPad Proの設定。ジロウが珍しく早起きだったので、洗濯物を干してもらって一緒にBaan Hua Donへ昼飯に行く。御成スタバでコーヒー。iPad Proでの電子書籍の読み心地を確かめる。
ホテルニューカマクラの桜の下で電話。春うららか。良い気が湧き上がっているのを感じている。
湯に入つて、髯を剃つて、そして公園へ登つた(亀岡城阯)、サクラはまだ蕾だが人間は満開だ、そこでもこゝでも酒盛だ、三味が鳴つて盃が飛ぶ、お辨当のないのは私だけだ。
[種田山頭火 行乞記 (二) 一九三一(昭和六)年]
昨日も今日もノン アルコール デー、さびしいではありませんか、お察し申します。
コンタクトレンズを買いに行ったが入荷待ちだった。レンズを2枚おまけしてもらって、市ヶ谷へ。ちょっと贅沢をして湘南新宿ラインのグリーン車に乗る。シートにぽかぽかと当たる日差し。同じ車両には、有給休暇を取ったお父さんと、春休み中の小学生の息子たちが乗っていた。
「おとうさん、グリーン車って高いの?」
「高いんだよ。でも席を予約できるわけじゃないから、混んでるとグリーン券買っても座れないこともあるよ」
「えー、それサイアクじゃん!」
「おれも何度かそういうことあってさ……」
新宿で中央線に乗り換える。やわらかな春の空気が堀端を染めている。市ヶ谷に着くと満開の桜。スタバでハイビスカスティーを飲む。iPad Proに集中し過ぎたせいか、ぼんやりとしている。ただ桜を眺める。
打ち合わせ。最中に雷鳴、突然の嵐。引き上げる頃には雨は上がった。宇都宮線に落雷したらしく、東京駅は混乱している。京浜東北線で関内へ。部長と香菜さんと合流して、ウニをたらふくいただく。日本酒三杯、えいひれ、酒盗チーズ、サーロイン、刺身盛り合わせ、イカの姿刺し、ほや酢、白エビ。