醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕女は独りでさっと

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  • 大霜、
  • 釜をみがく
  • 山頭火

ほんとうによい酒だつた、うれしい酒だつた、おだやかな、をはりを全うした酒だつた、近来稀な、私たちの酒だつた。

種田山頭火 其中日記 (二)


睦月雨水、晴れのち雨。

「一本いくら」のWebコンテンツ記事の執筆を受注するよりも、自分のメディアを編集したほうがよほど面白いよな、とこのごろ考えている。

6時34分起床。久しぶりに早起きだ。風呂で『1日10分で人生は変えられるのに』『100%』『神さまとのおしゃべり』を読む。

風呂のサッシを掃除する。小説の手直しをして、日記を書く。

昼は一閑人へ。テーブル席に男3人、男3人、カウンターに男2人の3グループ。そしてカウンターに、ピンの女が3人並んでいる。男は複数人できゃあきゃあと連れだって、女は独りでさっと、ラーメン屋に入る時代になったのだな。

限定の味噌ラーメンを注文したら、両側の女も同じく味噌を頼んでいた。ブートジョロキアと柚子胡椒が入っているらしい。

図書館で、予約していた『観察の練習』と『旧約聖書外典(アポクリファ)』を借りる。

御成スタバへ。アンケートに答えると1杯ドリンクをサービスしてくれるレシートが当たったので、リザーブのコーヒーをいただく。noteを書く。

島森書店でペンの青インクを買う。ハックドラックでアイブロウと綿棒を買う。100均をのぞいたけれど、目当てのものはなかった。家に戻って確定申告をする。

ヒグラシへ。今日はまゆちゃん。ツブ貝と砂肝。菊水常温二合。釈迦へ。一ノ蔵、タマネギのスープ、蕎麦の実のサラダみたいなやつ。駅前でジロウと合流して大新へ。固焼きそばと紹興酒。22時43分に寝る。
 

〔日記〕骨までよく揚がっている

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  • 暮れて寒い
  • 百舌鳥が
  • まだないてゐる
  • 山頭火

彼の過去帳を繰りひろげて見る。――
  最初の不幸は母の自殺。
  第二の不幸は酒癖。
  第四の不幸は結婚、そして父となつた事。
  第五の不幸……

種田山頭火 其中日記 (二)


睦月十四日、晴れ。

散歩を午前中にすることを日課にしようとしていたけれど、このところあまり早く起きられないので、夕方に組み替えてみる。あわせて一日のルーティンも、頑張り過ぎず8時スタートに変える。

8時3分に起きる。風呂で『借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ』『神さまとのおしゃべり』『1日10分で人生は変えられるのに』を読む。入浴時間は1時間26分6秒。

小説の手直しをする。天気がいいので、青いウインドブレーカーで出掛ける。久しぶりにマキャベリックのザックを背負う。

昼はBaan Hua Donでガパオタレー。BUREで櫨山さんがつくってくれたガパオを懐かしく思い出す。ジロウはグリーンカレー。

御成スタバへ。日記を書く。

久里浜へ。天神様にお参りをする。久里浜の家で荷物の整理、書類の捜索……をするジロウを横目に、noteを書く。

だるまへ。レバー、皮、鶏ナンコツ、バラ、若鶏のコマ揚げ、熱燗。コマ揚げは、骨までよく揚がっている。ばりばりといただく。

鎌倉へ戻ってヒグラシへ。今日は紘一さん。菊水常温、ブリユッケ、シラスとわさび大根。

帰宅して『超真相エヴァンゲリヲン新劇場版』を読み終わる。

23時53分に寝る。