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霊柩車の助手席に乗って、病院を出る。 母の運転で数え切れないほど通った国道十八号線の高架。今母は物言わぬ物体になり荷台に積まれ、運転席にいるのは見知らぬ葬儀屋のドライバーだ。 行き交う車のヘッドライト。赤く光るテールランプ。暗く空に沈む観音…
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