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「昼間の町を一緒に歩いて欲しいんだ。なんでもなく、普通に」 「それだけ?」 「それだけ」 高橋は自分のシャツの袖をつまんで言った。 「あ、でも俺、なんか汚れてる?」
高橋を畳に転がしたまま、私はソファーで毛布を被って寝た。 翌朝、青白い顔で目覚めた高橋に水の入ったグラスを手渡す。高橋は喉を鳴らしてひと息に飲み干した。
防水機能のついた新しいKindle Paperwhiteがついに届く。いそいそと開ける。しばし無心に設定をする。
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