卵のたたかい
シナリオ創作の授業をとっている。向田邦子作品がお手本、というところに惹かれた。しかし、シナリオなどどいうものはこのかた書いたことがない。お互いの創作をグループで批評しあうのだが、「ト書きが長過ぎです」「あなたのト書きはシナリオじゃなくて小説になっているのよ」と注意されてしまう。
そういえば自分が書くことを意識して脚本を読んだ事はない。かたや班員のみなさんは、シナリオ教室に通っていたり、既にシナリオの公募に挑戦している方々である。物書きの卵であることは同じだとは言え、これでは批評のし合いでなく、批評されっぱなしで終わってしまう。もっと脚本を読まなくてはと思い、本屋を徘徊してみる。
- 作者: 向田邦子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2009/04/16
- メディア: 文庫
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