〔日記〕別府へ向かう
- あんたが泊つてくれて
- 春の雪
- 山頭火
夢の中で、長野は橅の木が自生する原生林である。しかしそれらを切り拓くことで、人が共存できる森林となった。草原でバーベキューをしている。草原の端は森である。見上げると青空に、高層ビルのように苔むした巨大な橅の幹が何本もそびえている。急に森が恐ろしくなる。人の立ち入れない境界。
まことに春寒である、霜がふつて氷が張つてゐる、小雨さへふりだした。
[種田山頭火 其中日記 (二) 1932(昭和7)年]
よい手紙が来た、うれしいな、さつそく酒を買ふ。
4時に起きようとしたら気合いが入り過ぎて、2時に目覚めてしまった。早い電車で羽田へ向かう。羽田の朝は讃岐うどんと決めている。
搭乗。大分空港へ。
飛行機のなかで資料をつくる。Wi-Fiサービスがあるらしかったが、残念ながらつながらない。
大分空港へ着陸。鎌倉さんの運転で鉄輪へ。岡本さんを拾って、豊後大野市、竹田市を廻る。山深い。川の美しい土地だ。まだ現役の水車がゆるゆると回転している。
ホテルアーサーにチェックイン。資料の続きをする。生一本本店へ。第6回カボスの会。二次会は、みなみ丸合歓へ。