醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕イーハトーブ

今日は盛岡へ。昨日の酒が残っていて、ぼーっとしている。東京駅の新幹線ホームで李さんとすれ違ったが、声を掛けられるまで全く気がつかなかった。新幹線は広々としていて快適。いつも降りる新白河や郡山をすっ飛ばして、あっという間に仙台へ。盛岡はそこからすぐ。改札を出てデッキを歩くと、左手に雄大な岩手山が見えた。思わず歓声を上げる。

岩手県立図書館へ菊池さんに会に行く。マリオスの展望台へ連れて行ってもらった。

駅に戻り、さわや書店フェザン店で黄色いPOPを眺める。在来線で紫波中央駅へ。オガールについて、コーヒーを飲んで少し仕事。紫波町図書館を見学し、職員のみなさんの勉強会に飛び入り参加。

たしかに春だ、花曇だと感じた。
行乞相がよくない、よくない筈だ、身心がよくないのだ。

[種田山頭火 行乞記 (二) 一九三一(昭和六)年]

鎌田さんに初めてお会いする。おお、猪谷さんの本に出てきた人だ、と思う。

町の未来をこの手でつくる 紫波町オガールプロジェクト

町の未来をこの手でつくる 紫波町オガールプロジェクト

しこたま呑んで、熱く語った(気がする)。「日本一、飲み屋と近い図書館」と紫波のみなさんが自慢していた。うらやましいことである。