〔日記〕さくらさく
- さくらが咲いて
- 旅人である
- 山頭火
朝起きたら何やら眩暈がする。まあ、昨夜呑み過ぎただけなのだが。
二度寝。年度末の大きな仕事のまとめ。Baan Hua Donで昼飯。御成のスタバで仕事の続き。
鎌倉市図書館からメールが来る。予約していた本が届いたようだ。受け取るついでに、久しぶりに好きな作家の小説をまとめて借りる。カウンターで応対してくれたかつての同僚は、今度深沢図書館へ異動となるそうだ。知る顔が少しずつ減っていく。
そのまま書店へ。買おうと思っていた本は見つからなかったが、その代わりに「これは」と思った本を買って帰る。税込み1,500円だった。消費税をつけても切りの良い数字となるのはなにやら嬉しい。
若宮オフィスへ。しかし草臥れきっていて仕事をすすめる余裕がない。買った本を読み始める。
悪女の深情といふ語句があるが私には関係ない、私には悪酒の深酔だ。
[種田山頭火 行乞記 (二) 一九三一(昭和六)年]
仕事は諦めて呑みに出る。ヒグラシは中原さんの当番のようだ。きっと混んでいて食べるものが少ないだろうと、釈迦へ。日本酒一合、鯨刺身、B級ソーセージ。iPhoneのコードを貸したお礼に、二合も奢ってもらった。来る人来る人がみな、「ヒグラシはすごい混んでる」と言う。立ち寄らずに帰ることにする。
帰り道、桜が開花している。桜にまつわる流行歌をくちずさみながら帰る。