〔日記〕釈迦堂川
- 枝をさしのべて
- 葉ざくら
- 山頭火
須賀川へ。どのくらい防寒していったらいいか悩む。新幹線の中で爆睡。郡山駅で李さんと合流。待合室で少し仕事する。
久しぶりに須賀川でお昼。かまや食堂のらーめん。大束屋珈琲店で水出し珈琲。李さんは花粉症の名残で辛そうだ。
現場事務所で会議。その後、アリーナに移って会議。釈迦堂川に鯉のぼりが並んでいる。目刺しのようで旨そうだ。
雨ではあるし、酔はさめないし、逢ひたくはあるし、――とても歩いてなんかゐられないので、急いで汽車で緑平居へ、あゝ緑平老、そして緑平老妻!
[種田山頭火 行乞記 (二) 一九三一(昭和六)年]
泊るつもりだつたけれど、緑平老出張となつたので私もこゝまで出張した。
郡山駅で解散して、うどん屋の天ぷらで一合。アカモクうどんをかっこむ。
帰りの新幹線でも爆睡。眠っても眠っても眠い。春だからだろうか?
東京駅は新しいテナントが何軒も開店していた。丸の内の改札で一度出て、ぐるりと廻って見る。
鎌倉に戻って、ヒグラシで二合。煮豚。なんとなく呑み足らず、日本酒とスルメゲソ、鮭とばを買って帰る。珍しくココナッツサブレなんて頬張って眠る。