〔日記〕搬入
- 縞萱伸びあがり
- 塀のそと
- 山頭火
今日も胃が重い。水族館劇場の現場搬入。寿町の現場はだだっ広い。ヘルメットを被って、4tクレーン車が荷を下ろすところに立ち会う。
その後、4t車に乗って資材置き場へ。初めての積み込み作業をどうにか終える。
彼――彼は彼女の子であつて私の子ではない――から、うれしくもさみしい返事がきた、子でなくて子である子、父であつて父でない父、あゝ。
[種田山頭火 行乞記 (三) 一九三二(昭和七)年]
ヒグラシでちょっとだけ呑んで帰る。
今日も胃が重い。水族館劇場の現場搬入。寿町の現場はだだっ広い。ヘルメットを被って、4tクレーン車が荷を下ろすところに立ち会う。
その後、4t車に乗って資材置き場へ。初めての積み込み作業をどうにか終える。
彼――彼は彼女の子であつて私の子ではない――から、うれしくもさみしい返事がきた、子でなくて子である子、父であつて父でない父、あゝ。
[種田山頭火 行乞記 (三) 一九三二(昭和七)年]
ヒグラシでちょっとだけ呑んで帰る。