〔日記〕Twitterでちまちまと小説を書き始める
- たそがれる
- 家のぐるりをめぐる
- 山頭火
少しずつ、日常が戻ってくる。でもその日常は、もうもとの日常ではなくなっている。日々は同じように過ぎていくように見えて、もう二度とは戻らない。
文章を書く時間が取れないと嘆いていた。でもスマートフォンを見る時間があるのなら、その数分、数秒で書けばいいじゃないか。
「Twitterで常に何かをつぶやいていると、文章がすり減る」
「140文字に収まるような文章しか書けなくなる」
そう言われたことを気にして、しばらくTwitterからは離れていたが、それだって何も書かないよりはだいぶいいんじゃないか。タグをつけて、小説のようなものをちまちまと書き始めてみる。
その定食屋は大隈講堂のそばにある古びたビルの二階にあった。暖簾をくぐるとカウンター席のみで、四人も入れば満席になってしまう。神棚のような棚にブラウン管のテレビがあって、いつも夕方のニュースが流れていた。講義が六限で終わる日は、いつもそこで夕食を食べた。 #定食屋 1
— 野原海明(のはら みあ) (@mianohara) 2017年10月11日
約20日間、毎日書き溜めたものをまとめて、noteに上げた。このやり方で、もう少し長いのも書いていけばいいのだ。もう、ほとんどリハビリのようなものである。
午後はインタビューのまとめを一気に書き起こす。なかなか面白い特集になるのではないかと思う。もう少し仕事の量を絞れるといいのだけれど、そうも言っていられないか。
六時のサイレンが鳴つてから起きた、飯を炊き汁を煮る、そして食べてまた寝る、今日も動けさうにない。
種田山頭火 其中日記 (一)
孤独よろこぶべし――が、孤独あはれむべし――になつてしまつた。
ヒグラシへ行く。タローさんが辞めてしまうらしい。自分がヒグラシを辞めたときのことを思い出してしみじみと呑む。常温二合、マグロ、豚バラソース煮。釈迦へ移動して一ノ蔵一合、ボラの白子。コンビニで台湾ラーメンとエビアンを買って帰る。22時前に寝てしまう。