醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕お正月らしい正月がやってきた

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  • ま夜中、
  • 熱いものをすゝる
  • 山頭火

隔日に粥を食べることにしてゐる、経済的には僅かしか助からないけれど、急に運動不足になつた胃のためにたいへんよろしい。

種田山頭火 行乞記 三八九日記

霜月小寒、晴れ。

1年ぶりの飛行機に乗る旅だった。出張ではない旅は1年半ぶり。また、ちょくちょく旅に出られる生活にしていこう。旅立ちのトリガーを用意しておくといいかもしれない。

のんびり風呂に入って『しいたけ.の部屋』を読む。

しいたけ.の部屋 ドアの外から幸せな予感を呼び込もう

しいたけ.の部屋 ドアの外から幸せな予感を呼び込もう

溜まった洗濯と経理をガツガツとする。

昼食は紅虎餃子房へ。正月の特別メニューらしく、激辛の担々麺がなくて哀しい気持ち。しかし、普通の担々麺を大辛にしてもらった。有難い。わしゃわしゃと唐辛子を食む。ジロウは麻婆豆腐(こちらも大辛にしてもらった)。

鶴岡八幡宮へ。まだまだ初詣客が多くて並んでいるので、水舎で清めた後にひっそりとした祖霊社へお参りする。脇から入って、そっと古いお札だけを返した。

小町通りに抜けて、新しくできた岩座の2階を散策する。神棚関連グッズがわりとお手頃価格だった。

御成スタバへ。溜まっていた日記を書き始める。旅行の日記は盛りだくさんで、なかなか書き終わらない。

お店に貼り紙をしに行っていたジロウと合流。筍へ。久しぶりの友達にばったり会えてうれしい。連子だいの尾頭付きを塩焼きにしてもらう。数の子ひたし豆。お正月らしい正月がやってきた。

ヒグラシへ。今日は聖子姐さん。菊水、マグロ中落ち。