醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明(@mianohara)

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔おすすめ本〕酒の肴にもなる手軽メシ『おとなのねこまんま』

 
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ねこまんま」と聞いてあなどるなかれ。
酒のアテにもなり、小腹も充たしてくれる、なおかつ、お得で手軽なお料理(?)なのだ。


八戸市の木村書店さんのツイートを見て気になっていた『おとなのねこまんま』。

おとなのねこまんま あったかごはんを極うまに食べる136

おとなのねこまんま あったかごはんを極うまに食べる136


編者はその名も「ねこまんま地位向上委員会」。

さて、あなたは「ねこまんま」というと、どんなものを想像するだろうか?

ご飯に鰹節をのせて醤油をかけた「かつぶし」ねこまんま
それとも余った味噌汁をぶっかけた「味噌汁」ねこまんま

だいたいそんなイメージじゃないかと思うが、本書で紹介されている「ねこまんま」はもっと幅が広い。


木村書店さんのPOPでも紹介されている「バター」ねこまんま

「たまご」ねこまんまは、いわゆる卵かけご飯?
「揚げ玉」ねこまんまは、天丼の味わいをお手軽に演出してくれる。
「缶づめ」だって立派なねこまんまの主役。
「スープ」ねこまんまは、もはやリゾット!?


その他にも、「豆腐」ねこまんまや「惣菜買ってきて」ねこまんま、「昨日の残りもので」ねこまんまなど、あらゆるジャンルのねこまんまが次々に紹介されていく。


「かつぶし」ねこまんまと言っても、鰹節をかけて終わりじゃない。
マヨネーズと合わせてみたり、梅とかいわれ大根を添えてみたり、ひとつのジャンルでも様々なバリエーションが存在している……!

さっそくご飯を炊きたくなってきた。


そしてなんと、続編の『もう一杯 おとなのねこまんま』は、ご当地の郷土料理をねこまんまにアレンジしている。

もう一杯 おとなのねこまんま ご当地ごはんを極うまに食べる123 (アース・スターブックス)

もう一杯 おとなのねこまんま ご当地ごはんを極うまに食べる123 (アース・スターブックス)

ご当地料理だが、食材をわざわざ取り寄せたりする必要はない。
日本全国、近所のスーパーで売っている食材で作れてしまうのだ。

たとえば、北海道なら「ちゃんちゃん焼き風まんま」。
瓶詰めの鮭フレークとキャベツで簡単にできる。
「越前おろしそば風まんま」なんて、もはや薬味が越前そばと同じだけで、もはや「そば」ではない。

宮崎の冷や汁は、余った味噌汁とツナ缶さえあれば、わざわざ干物を焼かなくてもそれっぽくなるのだ。

ねこまんまで味わうご当地グルメ。ぜひともご堪能いただきたい。


おとなのねこまんま あったかごはんを極うまに食べる136

おとなのねこまんま あったかごはんを極うまに食べる136

もう一杯 おとなのねこまんま ご当地ごはんを極うまに食べる123 (アース・スターブックス)

もう一杯 おとなのねこまんま ご当地ごはんを極うまに食べる123 (アース・スターブックス)