〔日記〕ゴミ出しにいかなくてはいけない
- 足は波に、
- 舟べりに枕して
- 秋空
- 山頭火
釣つた魚は何々ぞ――キス、ハゼ、コチ、小鯛、そして鮹(いたづらに種類多くして小さかつたことは内密々々)。
種田山頭火 行乞記 広島・尾道
さらにまた蜊貝、蟹。……
水、酒、友、秋、物みなよろし。
葉月八日、晴れ。
久しぶりにちゃんとした晴れだ。少しやる気が出てくる。
「自分がお金をもらってはサギ」という気持ちと、「この労働にこの対価は少なすぎる」という相反する気持ちに挟まれていたのだなぁと思い返す。苦手なことを全力でやっても、誰のためにもならない、ということか。
わりと早起き。ゴミ出しに間に合ってホッとする。浅い眠りの中、「ゴミ出しにいかなくてはいけない」という夢を見続けていた。
夢の中で実家に帰っていて、母が出したバナナと生クリームのお菓子をおそるおそる口に運んでいる。バナナも生クリームも好きではないのに、わりと美味しい、と思っている。おや? 実家にいるなら午前中に家に帰ろうとしてもゴミ出しに間に合わないじゃん。と思ったら次の夢に移行した。
新宿かどっかの街で大掛かりな映画のロケをやっている。映画監督は知り合いである(たぶん、Mick Parkさんだ)。「やあやあ、海明ちゃん、ちょうどいいところに」とにこにこと言われる。映画に出ることになったみたいだ。おお、ついに憧れの銀幕デビューか、と思っていたら、エキストラとも言えないようなほぼ裏方だった。ああ、ゴミ出しに行かなくちゃ。
久しぶりに坐禅をして、散歩に出かける。もう海の家はなくなって、でもテントがいっぱい並んでいて、今日もマリンスポーツのイベントをやっているらしい。三連休なのだ。とても波が高い。
光明寺へ。山門をくぐって、ひとまず喪が明けたことを思い出す。始めて境内の繁栄稲荷大明神に挨拶する。「年商一億円を稼げる女にしてください」と願掛けをする。立ち去ろうとすると、ちょっと眩暈がした。お稲荷さんは面白がってくれたらしい。眷属がついてきた気配がした。
一度家に戻って経理をし、口座開設の準備をして、再び家を出てJ.S. STEAK STAND 鎌倉店へ行く。オペレーションが変わってしまったのか、ステーキの焼き方が雑になった気がした。ちょっと残念だ。
御成スタバへ。駅前のスタバが超絶混んでいたので恐れていたけれど、御成スタバは平日とあまりかわらない混み具合だった。もりもりやる気を出して日記を書き、
使い方はもはや自己流。本当に習慣にしたいことだけを入れるようにしている。それ以外は、思いつくまま気の向くまま。
— 野原 海明 (@mianohara) September 17, 2018
〔日記〕タスクシュート時間術のアプリ、Tasukuma(たすくま)を自己流に使う - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明(@mianohara) https://t.co/wRyKRDXEnk
小説も書く。
「あっ。えっと、日本酒を……常温で」
— 野原 海明 (@mianohara) September 17, 2018
「あいよ」
もっきりで出てきたグラスには、受け皿からもこぼれそうなくらいなみなみと酒が注がれていた。
「さっきも日本酒、結構呑んでましたよね? 知りませんよ、また倒れても」
白濁(三十五) - 終わらない夏 - g.o.a.t https://t.co/F6vT1lDaWa
しばし思いついた順に読書や書き物などを進める。
ヒグラシへ。今日はまゆちゃん。冷酒二合、カツオ刺身、豚タンと新タマネギのレモンマリネ。
無性に歌いたい気持ちになったけれど、おとなしく帰る。途中、炭酸水と牛乳を買う。
家について、『食べない人たち』を読む。
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語りかけ口調で読みやすい。さらりと読み終わる。いろんなことが腑に落ちる。
続けて、ジャスムヒーンの『「平和の道」と「本質」で在ること』を読む。
「平和の道」と「本質」で在ること ― 平和への12の道が悟りの本質へとつながる
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こちらはスピリチュアル過ぎてちょっと難しい。
全然眠くならないので、布団の上でバタバタとストレッチをする。