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〔日記〕鎌倉歴史文化交流館に立ち寄る

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晩酌には、同病相憐むといつた風で、尺八老に一杯おせつたいした、彼の笑顔は焼酎一合のお礼としては勿躰ないほどよかつた。

種田山頭火 行乞記 （一）


長月十六日、晴れ。

文具屋兼図書館のような施設に夢の中で来ている。サンプルの文具を各々の席で好きに試せるのだ。古い理科室のようなしつらえで、なかなか雰囲気があってよい。

中学時代の友人たちで構成されるLINEのグループに投稿がある。たまには豪勢に、懐石料理でも食べに行こうという誘いである。いい店を知っているから、よかったら私が予約しようか？ と投稿する。

Kから直接電話が掛かってくる。最近体調を壊していて、肉料理があまり食べられないから野菜メインのコースをお願いしたいという。快く承る。

しかし、言い出しっぺが誰で、いつ開催予定で、誰が来ることになってくるのかさっぱりわからない。

こんどはHから電話がかかってくる。HもKと同じように、野菜中心がよいと言う。「ちょっと待って、切らないで、ねえ、誰が幹事なんだっけ。予約するのはいいけど、何人になるのか誰が把握してるの？」

矢継ぎ早に訊いたけれどHは答えない。電話の向こうからは、Hの好きなロックが遠くBGMのように流れてくるだけである。

こうなったらLINEで訊かねば、と、そのあたりにあった便箋とペンで疑問点を整理し始める。丁寧に書いているうちに、何が疑問だったのかよくわからなくなってくる。


目が覚める。とりあえず7時には起きられる。体重記録アプリは93日目。

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風呂で『プロ・ブロガーの 必ず結果が出るアクセスアップ テクニック100 ファンにも検索エンジンにも好かれるブログ運営の極意』を読む。

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牛乳を温めて朝食としようとする。しかし、牛乳がちょっぴりしかない。フレークにかけていただく。『星読み＋』の続きを読む。

星読み+

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散歩に出掛ける。今日の富士山は、ほんわかぼやけている。

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日記を書こうとするが進まず、出掛けることにする。ハングでお昼。風邪気味なので、参鶏湯のセットをいただく。

御成スタバでしばし休憩。今日はリザーブのコーヒーをいただく。

銭洗弁天へ。うっかり口を滑らすと「紅洗前転」になる。帰り道に鎌倉歴史文化交流館に立ち寄る（長い名前だ、もっといい愛称とかつければよかったのに）。入館料300円。わりと楽しめる。開館時間は16時までと短め。今度はもうちょっと早く来よう。

もとは、フォスター＋パートナーズが設計した〈Kamakura House〉という住宅。住宅というか、もはやお城のよう。

漆器の模様がなかなかイカしていた。魚の絵が好み。ちなみに、館内は写真撮影OK。

鎧の模様もよく見ると可愛いお獅子。


八幡さままでぷらぷらと散歩し、岩座で七十二候のめくりカレンダーを買う。

筍へ。土佐鶴、菊正宗、いわし刺400円、豚のみそ漬チャーシュー450円、すずきの昆布〆500円。釈迦、ヒグラシとまわる。お寿司を買って帰る。