〔日記〕私が家を捨てたのは
- カフヱーもクローバーも
- さびれた蓄音器の唄
- 山頭火
△「嘘をいはない」ではまだ浅い、「嘘がいへない」まで深くならなければならない。
種田山頭火 行乞記 伊佐行乞
△梅干の味、それは飯の味、水の味につぐものだ、日本人としてそれが味へなければ、日本人の情緒は解らない。
陰暦皐月十二日、晴れ。月経初日、活力低い。
6月25日といえば、AZUMIさんの歌だ。
私が家を捨てたのは6月25日
梅雨の真っ最中だけどカラカラ天気
土砂降りだったらカッコついたのにね
さすがに呑みすぎた。昼過ぎまでぐだぐだと寝ている。
銀行残高を寂しい気持ちで眺める。
いくらあったって、足りないと思っていたら足りないのだ。
ただ、それだけのことだ。
ジロウと御成のオクシモロンへ。
そぼろカリーを激激辛で。ジロウは激辛。
駅裏のATMが長蛇の列だったので、表の銀行へ。
そうか、給料日なのか。
事務所の家賃を振り込む。
御成スタバへ。
日記と小説を書く。
ヒグラシへ。今日はタケさん。
冷酒一合おごってもらって都合三合。
平目の刺身と豚足。豚足は骨まで美味しかった。