醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕「光の画家」ChieArtさんと秋山佳胤先生によるコラボトークイベントに参加する

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予期しないゲルトが少しばかり手に入つた、酒を買ふたり、頭を剃つたり、胡瓜もみをこしらへたり、いやはや忙しい事だつた、嬉しい事だつた。

種田山頭火 行乞記 (三)

皐月十四日、晴れ、夏の陽気。梅雨の中休み?

ぺんてるの黒いサインペンを「お役所っぽい」と表現していた人がいた。「お役所っぽい」ってなんだろう。「ダサい」とか「野暮ったい」ってこと?

7時41分に起きる。風呂にはざぶんと入って、不動前駅を目指す。今日は「光の画家」ChieArtさんと秋山佳胤先生によるコラボトークイベントなのだ。

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早めに到着して駅前の中華料理屋に入ったが、久々のハズレだった(味のセンスを感じない)。冷やし担々麺、ジロウは五目焼きそば。歩いて会場のKET Storeを目指す。

ChieArtさんは、ほんとに観音菩薩が生身で降りてきて話されているようだった。秋山先生は、茶目っ気たっぷりの気の良い悪魔だ。

あなたは光担当?闇担当? 選べば未来は一瞬で変わる

あなたは光担当?闇担当? 選べば未来は一瞬で変わる

Chieさんが言うには、この夏至を堺に、波動の変化がスピードアップしているとのこと。そして大事なのは、「今」に軸を置くこと。コンパスの芯のように、過去や未来に意識を向けていても、軸は必ず「今」にいること。

参加者全員で記念写真を撮る。妖怪の私はちゃっかり悪魔の秋山先生の隣に。写真撮影のお決まりのかけ声は「巨万の富ぃ~」。

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帰る前にご挨拶に行ったら、ジロウが秋山先生に「なんと優し~いオーラが出ているんでしょう!」と褒められていた。

終了後、「不動前」なんていう駅名なら不動さまがいらっしゃるはず、と散策する。泰叡山護國院「瀧泉寺」、通称「目黒不動尊」さまにたどり着きました。うっそうと茂る杜の向こうに明るすぎる程の光り。まさに闇から光りへ生まれ出ずるよう。

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お参りをしたのは閉門の17時直前。社務所に雀の子が迷い込んでしまったらしく、寺男さんたちが騒いでいる。見ると、飾られた熊手の上にすまして止まっていた。完全に神様である。そっと窓の外に誘導されて無事脱出。母鳥が心配そうに様子を見に来ていた。寺男さんは「よかったなあ」と声を掛けていて、なんだか心温まる光景だった。ジロウは恵比寿さんのこけしのようなお神籤を買っていた。目黒駅周辺で七福神巡りをすると、七体集められるらしい。

帰りは目黒に出て、品川へ。エキュートを散策。ジロウは、白いメッシュのポーチを買っていた。

京急で横浜に出る。ヨドバシカメラを散策。ジロウは白いヘッドホンを買っていた。たまたま、欲しい機種は白だけが残っていたそうだ。今日はやたら「白」に縁がある。ChieArtさんの天使の波動が残っているのだろうか?

味珍に行こうと思っていたけれど、日曜は休みであることを思い出す。鎌倉へ戻ってのんびり呑むことにする。とのやまへ。越の誉、筋子きゅうり、トリ、つくね塩、レバー。隣りに座っていたお客さんに「この後、お楽しみですか?(セックスするんですか?)」とにやにや言われ、ジロウが切れていた。ジロウは切れると、目がらんらんと光る。

ヒグラシ文庫へ移動する。菊水冷酒、カレー。都内から来ていたカップルがびくびくしながら呑んでいたので、「とって喰わないから大丈夫ですよ」と声をかける。

帰宅して23時16分に寝る。