醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕アメブロを書き始める

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  • みんな去んでしまへば
  • 水音
  • 山頭火

終日臥床、何年ぶりの服薬だらう、こんなに苦しんだことは近来にないことだ。
ぞんぶんに吐瀉したので、身心清浄になつたやうに感じる、そして飲食物に対して恬淡になつたやうにも感じる。
雨がふつた、ふつた、どしやぶりだつた。

種田山頭火 行乞記 伊佐行乞


陰暦皐月廿日、晴れ。

アメブロのカスタマイズをちまちまとして、ようやく土台が整ってきたので書き始める。
長い旅路の記録として、手紙を書くみたいに。

ameblo.jp


ジロウは大変やる気が出ないらしい。
無理やり外に連れ出して飯を食べに行く。
kamakura baan hua donでカオマンガイ
ジロウはココナッツミルクベースのスープカレー

とりあえず鎌倉をぶらぶらと散歩。
カヤで足袋靴下を新調して、手ぬぐいやを覗いて、天然石を見る。
今日は雲が細かくて美しい。

駅前のスタバが満席だったので御成スタバへ。
しばしパソコンをひろげて、アメブロのフォントなどを調整する。

またぷらぷらと散歩。
本覚寺をお参り。
日蓮宗つながりで、妙本寺へも足を伸ばしてみる。
もう蛍は見当たらない。
カエルがオルガンみたいな音で一声だけ鳴いた。

二天門の持国天多聞天がライトアップされていた。
ガラスの目玉がきらきらと光っている。
踏みつけられている邪鬼は、愛想の良さそうな顔をしていた。

ジロウ、ようやく元気になったらしい。
総門を出たあたりで、猫に呼び止められる。
しばし、にゃごにゃご呼び合う。


との山へ。
冷酒、エシャレット、ハツ、バラ、レバー。
あまり食欲がなく、酒もすすまない。

ヒートアップしたジロウに付き合って釈迦、ヒグラシ。
帰り道、火星が赤く輝いていた。