〔日記〕浮かぶ感じ!
- 煙ひろがる
- ゆふべの山は
- うごかない
- 山頭火
つく/\ぼうしがいらだゝしく鳴く、その声が迫りくるやうにこたえる。
種田山頭火 行乞記 仙崎
今日はどういふものか感傷的になつた、そして厭世的にさへなつた、私はセンチメンタリストではあつてもペシミストではない、しかし今日のやうな場合には、もし私が死ねる薬を持つてゐたならば死んだかも知れない。
文月十六日、晴れ。満月。
なかなか起きられず午後から活動を始める。
机に向かうと、まさに夏の、海水浴の海。
いても立ってもいられず、水着に着替えて家を出る。
海開きの頃から真夏のように暑く、何の用事にも縛られない夏だったはずなのに、今年最初の海水浴が今日になってしまった。
体調はずっと良くなかったし、義母さんが亡くなったり、風邪をひいたりした夏だった。
ざぼざぼ沖まで泳ぎ、浮力に任せるままにただ浮かぶ。
この、浮かぶ感じ!
となりでは40代くらいのカップルが、ボディボードと浮き輪で波に乗っていた。
日記を書いて、
「前橋市」のイントネーションが、地元のそれと違って「おや?」と思ったけれど、劇中の架空の前橋市なのよね、きっとそうなのよね。
— 野原 海明 (@mianohara) August 26, 2018
〔日記〕『64 ロクヨン』を観る - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明(@mianohara) https://t.co/qum9RfVamI
思わずnoteも書く。
ライター仕事をする中で見えてきた、ライターの技能をタイプ別に分けてみたのだ。
— 野原 海明 (@mianohara) August 26, 2018
文章が書けるだけがライターじゃない。ライターの技能をタイプ別に分けてみた|野原 海明|note https://t.co/qSYPVsTync
買い物に行く。
ヤゲン軟骨と塩の鶏皮、手羽元の焼き鶏を買う。
『さくらん』を観る。
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遊女だった遠い昔を思い出して、少し泣く。
ギターを弾いてちょっと歌ってから寝る。