醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

〔日記〕反対側に振り切れる

カストリ書房のグッズに心が揺れている。

〔日記〕嫌なヤツでいられたら

もっと嫌なヤツでいられたらよかったなぁと思っている。 期待される役割も演じずに、おとなしく遠慮するのもやめて。 目立たないようにしていたって、どうせ何かが滲み出てきてしまうのだ。 それならば勘違い野郎であっても堂々としていればよかった。

〔日記〕飲み会は好きじゃない

酒は好きだが、飲み会は好きじゃない。 最初はビールで乾杯、だとか。 こだわりの日本酒の銘柄とうんちく、だとか。 テーブルにずらりと並ぶ大皿の料理、だとか。 次々に増えてくるメンバー、だとか。

〔日記〕泳ぎ続けないと呼吸のできない鮫のように

メンターと呼ぶべき人に恵まれる人生である。 そしてそれはいつも男性で、高圧的な雰囲気を持つ敵の多い人たちだ。 彼らに認められるためにおれは全力を尽くして走り続けた。 彼らを支える影のナンバー2になりたかったのだ。

〔日記〕自分を無駄遣いするのはやめよう

長い長い遠回りの果てに、ようやく来るところまで来た気がする。 思い描いていた理想の毎日のまっただ中までやってきたのだ。

〔日記〕ただ、生きるんだ。

「仕事をしてる」と言うのは、まっとうな社会人みたいでいいな、と思っていた。 「仕事をするのが大人の責任」みたいに思っていた。 でもそういうのを全部やめることにした。 仕事はしない。働かない。 ただ、生きるんだ。

〔日記〕今は鎌倉を旅している

毎週のように日本全国を出張で飛び回っていたけれど、仕事を辞めてみると、歩いて行ける範囲だけで一日が過ぎていく。 もともと出不精なのだ。

〔日記〕ファビュラス!

春眠は暁を覚えない……と思っていたら、「暁アラーム」がオフになっていた。 その日その場所に合わせた夜明けと日の出をお知らせしてくれる、便利な目覚ましなのだ。

〔日記〕見くびられると腹が立つ

出逢う人それぞれの中に野原海明がいて、それはどれもまったく違う人なのだろう。 思ってもいなかった人間像を投射されている。 見くびられると腹が立つ。