〔日記〕 死にたくなったら、図書館か古本屋か立ち飲み屋においで。
十二月卅一日 曇つて寒い、暮れてからは雨になつた、今年もおしまひだ。
種田山頭火 行乞記 三八九日記
見切の白足袋一足十銭、水仙一本弐銭、そして酒一升一円也、――これで私の正月支度は出来た、さあ正月よ、やつてこい!
大野隆司氏の絵葉書をいただいた。ありがたい。
ちなみに、古本バージョンは鎌倉の、とある古物商の店先に飾られている。
死にたくなったら行ける場所があるのはいい。
2015年も一年、お付き合いありがとうございました。どうぞ、よいお年を。