醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕鶴岡八幡宮、菖蒲祭。

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  • あざみあざやかに
  • あさのあめあがり
  • 山頭火

日の出と共に起きることを日課にしているが、今日は起きられなかった。7時頃ゆるゆると起きる。
Skypeで朝会議。洗濯をして家を出る。

オクシモロンは今日も行列なので諦める。カジェヘロがオーナーとなり、最近本店としてオープンした「かかん」で麻婆豆腐定食をいただく。

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スタバ御成店でコーヒー。トイレが長蛇の列。今日もネットがあまり入らない。人が多いからだろうか。オフィスへ移動することにする。

観光客であふれる鎌倉の中、ときおり赤い紐の付いた木刀みたいな棒を持ったお年寄りとすれ違う。みな八幡さまのほうから歩いてくるようだ。鶴岡八幡宮に行ったら買えるのだろうか。今日は何かの催事だろうか。羨ましくて購いたくなる。オフィスを通り越して、気合いを入れて八幡さまへ向かう。

雨がふつても風がふいても、けふも好日だつた。
端午、さうだ、端午のおもひでが私を一層感傷的にした。

[種田山頭火 行乞記 (二) 一九三一(昭和六)年]

舞殿では菖蒲祭が執り行われていた。『吾妻鏡』にも記録が残る祭事だという。五月五日はこどもの日だが、鶴岡八幡宮では子どもたちにお年寄りへの敬慕を抱いてもらう日として、この日を「敬老会の日」に定めているそうだ。

鶴岡八幡宮菖蒲祭|鶴岡八幡宮

あの木刀みたいな棒は、敬老会のお年寄りに配られる杖だったのだ。その他には、真っ赤な座布団なども配布されていた。もらえなくて残念なような、年を重ねるのが楽しみのような。

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youtu.be
神楽の様子をアップされている方がいらっしゃった。

人混みをすり抜けてオフィスへ戻る。仕事をしていたら、由比ガ浜で呑んでいたらしいチカラから呼び出し。ヒグラシ文庫で合流する。常温三合、マグロ切り落とし、玉子寒天など。家に帰り着いたらすぐに眠ってしまう。