〔日記〕ドライヤーもいらないくらい
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- 山頭火
うまい酒(一週間ぶりの酒だ)うまい飯(敬君炊ぐところの)を腹いつぱい詰め込んだ。
種田山頭火 行乞記 大田から下関
文月十八日、晴れ。
ふと、無性に髪が切りたくなる。
濡れて乾くまでの間、肌にべったりとまとわりつく感じに嫌気がさしてきたのだ。
自由になりたい。
ドライヤーも、専用のシャンプーもいらないくらい、自由に。
午後から起きて、新江ノ島水族館へ行く。
夏は20時まで開館しているのだ。
17時頃入館して、夕暮れの短いイルカショーを観る。
満員御礼。イルカもクジラも、やたら張り切って水しぶきを上げていた。
イガグリのようなカニがひっくり返ってもだえていた。
一周した後、最後に様子を見に行く。
ちゃんと起き上がれたようで安心する。
「ゆうがた」で日本酒、お造り、鱧の天ぷら。
鎌倉に戻って、釈迦で日本酒。