醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕三年間よく頑張りました

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こゝの湯は熱くて量も多い、浴びて心地よく、飲んでもうまい、すべて本田家の個人所有である。

種田山頭火 行乞記 (二)


睦月六日、晴れ。

「生きるためには働かなくてはいけない」という、民衆に植え付けられた義務感の罠。なるほど、罠(ワナ)という漢字には「民」という文字が入っているのだな。

9時27分に起きる。小説の手直しをして、溜まっていた日記を書き始める。昼はkuriyumのランチ。ジロウはグリーンカレー。御成スタバに行ったら満席だったので、ひとまず解散。一人でしばし席が空くのを待つ。わりとすぐに座れる。まだ二日酔いというか、酔っ払っているのでコーヒーはやめてハイビスカスティー。日記の続きを書く。


コンタクトレンズを買いに行く。有料の指定ゴミ袋も買って、一度帰宅。GTDの週次レビューと、遅ればせながら新月のPlan。

ヒグラシへ。今日はまゆちゃんとえっちゃん。何年か前によく来ていた顔ぶれを見かける。菊水常温二合、ぶりのりゅうきゅう、イワシの丸焼き。

黄昏エレジーへ。今日はジロウの経営者としての最終日。行こうかどうしようか悩んだけれど、塾の先生としての最終日も見届けたのだからと、顔を出すことにする。三年間よく頑張りました。

いただきものの日本酒、シチュー、お土産の黒はんぺん。最終電車で鎌倉に戻る。吉本ばななの『吹上奇譚』第一話を読み返す。

吹上奇譚 第一話 ミミとこだち

吹上奇譚 第一話 ミミとこだち

2時15分に眠る。