〔日記〕小町通り裏の通称もんたビルにオープンしたラーメン屋「銀座 篝」に行く
水の豊富なのはうれしい、そしてうまい、栓をひねつたまゝにしていつも溢れて流れてゐる、そこにもこゝにも。
種田山頭火 行乞記 (二)
睦月七日、曇りときどき晴れ。
夢の中で私は、禅画のような漫画のイラストを描く人になっていた。頭を丸めて、僧みたいな格好をしている。青年であるらしい。ベッドの上にスケッチブックを広げて、絵ばかりを描いている。
母親は現実の母親と変わらなかった。毒母部分を強くしたような印象だ。母は、絵ばかり描いて食事もろくに採ろうとしない私を叱っている。「そんな絵はくだらない」と言われても、私はかじりつくようにスケッチブックに向かう。
少女の裸体のシルエット。それを穢れのように埋め尽くす蝶の群れ、女性器。描きながら自分が勃起していくのがわかる。そしてついには射精してしまう。
すべての表現はマスターベーションであっていいと、私は思っている。夢の中で青年だった私にとって、それは漫画だった。そして、夢から醒めたこの現実を生きる私にとってのそれは、書くことだ。
11時27分に起きる。さすがに昨夜は呑み過ぎたみたいだ。風呂で『ダイエットの小さな習慣』『エンジェル・ヒーリング』『EVERNOTEの「超」知的生産術』『心屋流ちょっと変わった夢の叶え方』を読む。
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昼は、小町通り裏の通称もんたビル(オーナーがみのもんたであるらしい)に新しくオープンしたラーメン屋「銀座 篝」に行く。
鶏白湯SOBAトリュフ。ジロウは普通の鶏白湯SOBA。ラーメンと言うよりはクリームチューのようだった。そして内装は料亭みたいだ。
御成スタバへ。小説の手直しをして、日記を書く。
黄昏エレジーへ。ジロウの経営者としての最終日。行こうかどうしようか悩んだけれど、塾の先生としての最終日も見届けたのだからと、顔を出すことにする。三年間よく頑張りました。
— 野原海明/小説家 (@mianohara) February 11, 2019
〔日記〕三年間よく頑張りました - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌 https://t.co/KT1JQB6KIB
『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』を読みつつ、GTDのレビューをする。
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GTDには基本的にEvernoteをつかっている。Dropboxでも、プロジェクトの数だけフォルダを用意していたけれど、それはやめてシンプルにする。資料と着想、行動すべきことがごっちゃになっていたのを整理する。『満ち欠けスケジューリング術』に倣って、月が満ちていくときにやりたいことを「@●」、月が欠けていくときにやりたいことに「@○」のラベルをつける。それぞれ新月、満月の意味。
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一通り終えてヒグラシへ。今日はまゆちゃんとコーイチくん。菊水の常温を二合、菜の花としらすのおひたし、湯奴。差し入れの日本酒をお裾分けしてもらう。
帰宅して、カップラーメン(ラーメンらしいラーメンが食べたくなったのだ)。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』をを最初から見直す。『超機密新世紀エヴァンゲリオン最終報告書』を読む(字が小さいけど拡大できないので、iPadで)。
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腹を下す。ジロウも腹を下したらしい。油が合わなかったのだろうか? 2時28分に寝る。