〔日記〕私の手料理を食べさせてあげたい
- 札をつけられて
- 桜ひらかうとして
- 山頭火
けふは新暦では桃の節句だが、私には何のかゝはりもない。
種田山頭火 其中日記 (二)
2017年3月3日の日記。もし働かなくても生きていけるだけのお金があったら、おれはこの仕事を続けるだろうか。得意で、好きで、喜ばれる仕事。でも、いつもどこかに冷めている自分を感じている。
— 野原海明(小説家) (@mianohara) March 4, 2019
〔日記〕夢を白紙に戻したそののち - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌 https://t.co/VHCBmQ1Ws9
去年の今日の日記。子どものころ、ひなまつりは嫌いだった。ひな人形が恐ろしかったのだ。「おひなさまはいらないから、鯉のぼりを買って」と泣いて親を困らせた。
— 野原海明(小説家) (@mianohara) March 3, 2019
〔日記〕脈絡もない夢 - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌 https://t.co/QYl0p5nfDk
睦月廿七日、冷たい雨。
尊敬する人はたくさんいる。でももう、誰かを師匠とする必要はない。私は私の持てる力を出す。対等なのだ。
9時16分に起きる。米を炊いて、風呂に入る。以下、入浴中に読んだ本。
高野誠鮮『頭を下げない仕事術』を読み返す。頭を下げてお願いするのは、自分のために何かをして欲しいから。「~して欲しい」とお願いするのではなく、相手にとって役に立つのかをまず先に考える。その上で提案を断られるのなら、それは相手のためになっていなかったから。 https://t.co/QhWua4C8mn pic.twitter.com/FgJhatEa79
— 野原海明(小説家) (@mianohara) March 3, 2019
金城幸政 『愛でメシが食えるかって? 愛でこそ食えるんだよ』を読み返す。「安心無事に生きるために、お金がほしいのか?」「人生を楽しむために、お金がほしいのか?」前者ならかわり映えしない毎日が待っているだけ。後者なら、次元を超えた豊かさを手にできる。 https://t.co/Rs3gX26Fs8 pic.twitter.com/WYUjaJK02Y
— 野原海明(小説家) (@mianohara) March 3, 2019
昼は納豆かけご飯(ふりかけ追加)、キャベツと落とし卵の味噌汁。
蒲田へ取材に出掛ける。電車の中で、少し原稿を書き始める。取材と称して3冷ホッピー、レバカツ串、レバー鉄板焼き、カクテル、ハイボール、ソーセージと野沢菜とチーズの燻製。
鎌倉へ戻ってヒグラシ文庫へ。遅い時間に独りで来たので大変珍しがられる。菊水常温二合、チキンカレー、鶏モモのローズマリーソテー。
「海明ちゃんって、料理するの?」
「しない」
「好きな男に『私の手料理を食べさせてあげたい』って思ったことないの?」
「うーん、『手料理でつなぎとめなきゃ』って考えてたことはあったけれど、すすんで『この人に料理をつくってあげたい』とは思わないなぁ」
冷たい雨の中、歌いながら帰る。1時3分に寝る。