醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕春の花風邪

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  • 暮れるより
  • 降りだして
  • 街の雑音も
  • 山頭火

ぬくうて雨となつた、明日から行乞に出かけるつもりなのに。

種田山頭火 其中日記 (二)

睦月廿八日、曇りときどき雨。

久しぶりに仕事らしい仕事をしたから、今日は自分の好きにしてくつろごう。……いや、待てよ。ほんとは一年365日24時間、自分の好きにしていいんじゃないの? 毎日が休みであり、休んでいることがつまりは仕事なのだ。

8時58分に起きる。風呂で『愛でメシが食えるかって? 愛でこそ食えるんだよ』を読む。

入浴時間は40分53秒だった。

銀座 篝のつけSOBAが急に食べたくなるが、月曜は定休日である。それと似たものを……と思って、タパス&タパスへ行って辛いカルボナーラのサラダセットをいただく。

御成のスターバックスへ移動して、小説の校正。今日は「猫」と「定食屋」。日記を書く。

noteを書く。

過去の書評記事を手直しする。

ジロウと駅で合流。雨の中、しばらく駅前で待つ。昨日も今日も、冷たい雨の中で待ちぼうけ。

とのやまへ。越の誉、ハツ、スナギモ、レバ、シロ。お通しはホタルイカと青菜の酢味噌和えだった。店主の遠藤さんが、「花粉症なんて昔は言わなかったんだよ。だから俺は花粉症じゃない。ただの ”春の鼻風邪” 」と言う。鼻と花をひっかけているのかもしれない。

ヒグラシへ。一ノ蔵常温、ジロウは冷酒。カレー屋の話などする。久しぶりにブルールームへ。クラフトビールを贅沢にワンパイントずつ。辛いピザトリチャーナ。マクドナルドでチーズバーガーとチキンクリスプを買って帰る。帰宅してから、泡盛を少し。23時15分に寝る。