〔日記〕辛すぎて出掛ける気にならない
- 遠山の
- 雪のひかるや
- 旅立つとする
- 山頭火
新酒二合の元気で、街へ山へ。
種田山頭火 其中日記 (五)
酔はねばさびしいし、酔へばこまるし。
2年前の日記。17時過ぎから出勤してたのか。なんて偉いんだ、おれは。
— 野原 海明 🖋 (@mianohara) March 8, 2019
〔日記〕確定申告と成果品 - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌 https://t.co/RNC6Wd31cx
一年前の今日の日記。土井善晴『一汁一菜でよいという提案』を読んで、どうしても「おひつ」が使いたくなる。スーパーに行ったら、たまたま民芸フェア的なものをやっていて置いてあったのだ!
— 野原 海明 🖋 (@mianohara) March 8, 2019
〔日記〕良きものが次々にやってくる - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌 https://t.co/Y4RtVa1p3t
如月二日、晴れ。
小説はたくさん読みたい。書くための勉強として無理に読むのではなく、心から読みたいと思うものを。そして、傑作じゃなくても、ありきたりでも駄作でもいいから、書きたいものをたくさん書くのだ。
6時54分に起きる。風呂で本を読む。読んだ本は以下の通り。
三浦しをん『神去なあなあ日常』を読み始める。神去(かむさり)は、三重県中西部、奈良との県境近くにある架空の村名。三重県津市(旧・美杉村)がモデルであるらしい。「なあなあ」は、この地方の方言で「ゆっくり行こう」「まあ落ち着け」という意味。 https://t.co/mL09Eqc33U pic.twitter.com/HxbOYnYfKR
— 野原 海明 🖋 (@mianohara) March 8, 2019
瀬戸内寂聴『いのち』を読み始める。この中で取り上げられた、宇野千代が94歳の時に書いたという「或る小石の話」を読んでみたくなる。宇野千代とおぼしき老女と、子供くらいの年齢の男との話。男が寝室へ訪れたのは、老女の艶やかな幻想なのだろうか。 https://t.co/xPmBSB8rxn pic.twitter.com/XBuAiCcXqM
— 野原 海明 🖋 (@mianohara) March 8, 2019
川上弘美『大きな鳥にさらわれないよう』を読み始める。"夫は、町はずれにある工場に通っている。" "工場では、食糧を作っている。それから、子供たちも。" "子供たちの成長は、早い。" "短い子になると生後三ヵ月でじゅうぶん幼稚園に通えるようになる。" https://t.co/rP7TbWPCex pic.twitter.com/PcoKarqgtO
— 野原 海明 🖋 (@mianohara) March 8, 2019
瀬戸内寂聴『ここ過ぎて 白秋と三人の妻』を読み始める。詩人北原白秋は生涯に三人の妻を持った。最初の妻、俊子は隣家の人妻だった。白秋は姦通罪に問われ入獄する。出獄後に籍を入れたが、一年余りで離婚。その後に結婚した章子とは、5年の結婚生活の後、再び離縁している。 https://t.co/mc2uQCTuKs pic.twitter.com/zJHoGSeKWe
— 野原 海明 🖋 (@mianohara) March 8, 2019
奥野克巳『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』を読む。マレーシアの狩猟採取民族プナン人の村では、与えられたものをすぐさま他人に分け与える、何も持っていない、一見みすぼらしい人が最も尊敬され、リーダーとなる。 https://t.co/csaqLwprdD pic.twitter.com/u6F85kZCUM
— 野原 海明 🖋 (@mianohara) March 8, 2019
入浴時間は1時間42分57秒だった。昼は、残り飯にファンシーチキンと永谷園のお茶漬け(鮭)を掛けて鮭茶漬け。
新しい小説を書き始める。ヘッダーの設定で苦戦する。頼まれていた原稿の修正。日記を書く。
昨日からどうしてもスルメが食べたかったのだ。でも、近所のスーパーには滅多に置いていない。とはいえ、駅前のスーパーに行くほどの体力と気力がない。
— 野原 海明 🖋 (@mianohara) March 8, 2019
〔日記〕スルメがあるような気がしてきた - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌 https://t.co/wvVHSKN3Di
noteを書く。まだ下書き。風邪と生理が辛すぎて出掛ける気にならない。家にあるもので酒を呑むことにする。樽酒、スルメ、鯖缶(ワサビ菜を添えた)、黒豆煎餅、海老煎餅。満足して早めに布団に入る。本を読む。
川上弘美『大きな鳥にさらわれないよう』を読む。"今日、私が来た。扉を開けると、私よりもずいぶん若い、髪をのばした私がいた。" "「そんな顔だったんだな、私は」「そうです。〔中略〕あなたと同じくらい年とったあなたが、あちらにはまだ一人生きています」" https://t.co/wUtQvBxAcm pic.twitter.com/4C961mNg6H
— 野原 海明 🖋 (@mianohara) March 9, 2019
瀬戸内寂聴『いのち』を読む。下宿の初老の女主が、「玉川上水は魔の川だ」と言う。太宰も、自分の亭主もその川で死んだから。自分も娘を抱いて身を投げようかと思ったと言うのを聞いて、「私」の友人の河野多惠子が「新派悲劇ね、小説にはならない」とつぶやくシーンが好き。 https://t.co/GW6ezAE19B pic.twitter.com/L9xstJxjvu
— 野原 海明 🖋 (@mianohara) March 9, 2019
21時15分に眠る。