醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕前髪をひとふさだけ青く染める

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  • あんたが泊つてくれて
  • 春の雪
  • 山頭火

珍しく7時前にすんなりと起きる。
ゴミ捨てをして、溜まっていた大量の洗濯物を干す。春だ。

ブログを懸命に書き始める。
久しぶりに書評(らしきもの)を2本書く。

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『鉱石倶楽部』は、中学生の時好きだった本。
文庫になったのは、単行本が出たずいぶん後だったような気がする。

長野まゆみの、旧漢字にカタカナでルビが振ってある活版印刷の本みたいな言葉の選び方が好きだ。『耳猫風信社』に出てくる猫たちの、ひとふさだけインクで染めた前髪が憧れだった。中学生の時にはできなかったが、今私の前髪は、ひとふさだけ青い。

耳猫風信社 (光文社文庫)

耳猫風信社 (光文社文庫)

それから、エリザベス・ギルバートの『BIG MAGIC 「夢中になる」ことからはじめよう。』。

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タイトルに惹かれて買った。書き続けていく人生について、決意をあらたにできた本だった。

よい手紙が来た、うれしいな、さつそく酒を買ふ。

種田山頭火 其中日記 (二)

資料を借りに図書館へ。
呆れるほど予約本が届いている。
して、4点だけ借りる。

午前中にがっつり文章を書き続けたせいか、気力が萎えている。
村上春樹保坂和志も、書くことには体力がいると言っていた。
本当にそうだと思う。書き続けていけるための体をつくっていこう。


スタバに行く気力も無いので、フライドチキンとナポリタンスパゲッティを買って帰る。
ずっと読もうと思っていた、吉本ばななの『吹上奇譚』をKindleで買う。

タイトルに「第一話」とついているから、『王国』シリーズのように続いていくのだろう。すっごいハラハラするところで終わってしまったらどうしようと思いつつ、最後まで読み切ってしまう。

王国〈その1〉アンドロメダ・ハイツ (新潮文庫)

王国〈その1〉アンドロメダ・ハイツ (新潮文庫)

20時には布団に入るが、だらだらとゲームなどしている。
この頃は寝落ちする直前に、こうの史代の『ぼおるぺん古事記』を読み返すのが日課
今、出雲大社が建ったところ。

ぼおるぺん古事記 (二): 地の巻

ぼおるぺん古事記 (二): 地の巻