〔日記〕きたかまフェス2018に行く
行乞したくないけれど九時から三時まで行乞、おいしい濁酒を飲んで、あたゝかい湯に入る、そして寝る、どうしても孤独の行乞者に戻りきれないので閉口々々。
種田山頭火 行乞記 (一)
神無月十一日、晴れ。
ブログ名を変えようかなと悩む。醒めても彷徨い続けていてはね……。でも、すっと入ってくるのがないので、しばし保留。
7時頃起きる。風呂で『開運!龍体文字の奇跡』を読み、風呂上がりに腕と手のひらに書いてみる。
開運!龍体文字の奇跡 (書いて貼って願いをかなえる龍のパワー)
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牛乳とロッテのチョコパイで小腹を充たして家を出る。今日は北鎌フェスなのだ。
今日は北鎌フェス2018へ。ねらいは、七尾旅人→友部正人→小川コータ&とまそん。 pic.twitter.com/v1RdJMgViT
— 野原海明/小説家 (@mianohara) November 18, 2018
ちょっと早く来すぎてしまった。気合いが入り過ぎていたのか。薪窯焼きPIZZAのUNCLEKENでマルゲリータをいただく。GREEN CORE CAFÉで野生の黒コーヒーをいただく(アタゴオルの粉雪亭を思い出した)。
ホタルライトヒルズバンドから聴く。ビジュアルとは全然印象の違う爽やかな歌だった。「エンディングノート」が好きだな。
ぷらぷらとその辺を歩いて、七尾旅人の出演時間を待つ。早めに戻ったつもりがほぼ満席で、リハーサルからもうなにやら楽しい気配がにじみ出していた。会場の端っこで、これから別の会場でライブを予定している友部正人がこっそり聴いていた。
北鎌倉。今日は良い演奏が出来た。友部正人さんのライブを観て、一緒にご飯を食べた。最近、喘息がきつくて寝付けない夜、日が昇るまで友部さんのレコードを聴いていた。初期から今に至るまでずっと創造性を維持したまま走り続ける友部さん。NYCマラソンを終えたばかりの今日も最高の新曲が聴けた。 pic.twitter.com/VkE23mfsrY
— 七尾旅人(💡) (@tavito_net) November 18, 2018
アルバムをゲットして、友部さんにサインと握手をしてもらって、ほくほくとする。
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鎌倉へ戻って、島森書店に寄る。ノートと金のサインペン、黒のマジックペンを買う。魂の抜けたようになってヒグラシで一ノ蔵を一合。カキ酢、塩麻婆豆腐。
家に帰ってからブログを更新する。
何冊もちょいちょい読むのが好きなおれの場合、紙の本だとすぐ机にタワーができてしまうし、鞄が錘のようになってしまう。
— 野原海明/小説家 (@mianohara) November 18, 2018
〔日記〕Kindle、それは現代の素晴らしき石板 - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明 @mianohara https://t.co/2yrTOzXhHj
スルメを焼いて、日本酒をちびちびやりながら『大奥』を読み返す。
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ちょっと歌いたくなって、ギターをひっぱりだしてひっそりと歌う。