〔日記〕一時間でも二時間でも
- 暮れきらない
- ほの白いのは
- 水仙の花
- 山頭火
村のデパートで、サケ一杯とタバコ一袋とを借りた。
種田山頭火 其中日記 (二)
一年前の今日の日記。この日、ヒグラシ文庫へ来ていたお客さんのセリフ、「勤めをやめたときは本気で自分の人生を生きるチャンスなんだ。安易に他の会社へ転職なんかしちゃもったいないよ」が胸に刺さった。
— 野原海明(小説家) (@mianohara) February 25, 2019
〔日記〕チャンス - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌 https://t.co/QwII99KbLs
睦月廿一日、曇りのち晴れ、暖かい。
自分のためだけに書いている日記は、多少わかりづらい文章でも、未来の自分が読んでわかるならそれでいい、と思っていた。『「あの世」の本当のしくみ』を読んで、考えを改める。ロジックな思考を鍛えるためにも、誰が読んでもわかりやすいものを書くように心がけたい。
『「あの世」の本当のしくみ』を読み返す。感情をマネジメントするには「言語化」することが重要。そのために、自分しか読まないような日記でも、誰が読んでもわかるような日本語を使って書くことが訓練になる。最初は起きた事象だけでも。慣れてきたら、そのときの感情も。 https://t.co/aBVixYQNea pic.twitter.com/bg04D2XVB9
— 野原海明(小説家) (@mianohara) February 25, 2019
9時18分に起床。米をといで、風呂に入る。以下、入浴中に読んだ本。
ジェームス スキナー『100%』を読み進める。むちゃくちゃな自転車レース、ツール・ド・ヨーロッパに出場した選手たちの口癖は、ひとりがつぶやいた「こげばいいでしょう! こげば!」になった。どんなアクシデントが起きても、この言葉を言い続け、全員が無事ゴールした。 https://t.co/4FD0OYSJ9b pic.twitter.com/IOiVz89RVd
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さとうみつろう『神さまとのおしゃべり』を読み進める。「嫌いな人」は、自分には理解できない価値観を持っている人。つまり、自分が知らないものに価値を置いている人。嫌いな人から学べるものはとてつもなく多い。 https://t.co/4Lyh08J9Ht pic.twitter.com/neJxRI2qjF
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岡本かの子『老妓抄』を読む。発明家になって儲ける夢を持つ、電気屋の青年・柚木。彼にパトロンのように尽くす、老いた芸者の真の欲望とは何だったのか。贅も男も知り尽くした女が、本当に求めていたものとは。 https://t.co/YxqNsvfRGe #0円 pic.twitter.com/86uW0HKnA4
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瀬戸内晴美(寂聴)『かの子撩乱その後』を読む。『かの子撩乱』の方は、紙の文庫本で読んだけれど、こちらは電子書籍で。防水Kindleだと、湯船でも気にせず読めるから大変便利。紙で持っている本もKindleで買い直してしまいたい欲に駆られる。 https://t.co/2TeQNASLsO pic.twitter.com/5ERT5Ep96H
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岡本かの子、その情熱に触れたくて、彼女自身の書いた小説と、彼女の人生を描いた小説とをあらためて読み直す。入浴時間は1時間38分29秒だった。
昼食はご飯に梅干し、ジロウ(ダンナ)作の「なんちゃってキムチ」、小松菜と豚肉の味噌汁。
小説「白濁」の手直しをする。プリントアウトしたものを毎日15枚ずつ読み進めて、赤字を入れていく。日記を書く。
一ノ蔵二合、トマ酎、チキンカレーとナン、マグロ中落ち、ちゃんぷるー。ライブの後、壱六家へ。塩ラーメン。ジロウは醤油チャーシュー麺。
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〔日記〕スーマーさんのライブを聴きに大船ヒグラシ文庫へ行く - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌 https://t.co/Yt9zM6h9kS
ギターの修理に夢中になっているジロウを置いて、御成のスターバックスへ。noteを書く。
個を重視する海外では、会社名や肩書きを名乗って名刺を交換するなんていうことはめったにないそうだ。そうなると「会社って何のためにあるんだっけね?」と疑問が湧いてくる。
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個のスキルが重視される時代に、会社(組織)は何のために存在すべきか|野原 海明|note https://t.co/vtY8fhz5zG
鎌倉ヒグラシ文庫へ。今日は紘一さん。菊水常温二合、ホタルイカとマグロとネギのぬた、明太子スパサラ、蒸し鶏。
ふと図書館の話題になり、うっかり熱弁しそうになって、やめる。もう図書館からはしばらく距離を置いておきたいと思っていたけれど、話し出せば一時間でも二時間でも語り出しそうな自分に気づく。でも、仕事終わりを癒やす一杯の時間に、私のそんな講義? 演説? を延々と聞かされても困るでしょうよね……(この一件については、あらためて一本の記事として書きたいと思う)。
ジロウの土産にカップヌードルシーフード味と炭酸、食べる昆布(そのまましゃぶれる昆布と間違えて買った)を買って帰る。お茶漬けをすすって、22時31分に寝る。