〔日記〕世田谷文学館へミロコマチコさんの絵を見に行く
- 焼跡の
- しづかにも
- 雪のふりつもる
- 山頭火
精神科へ診察に行く。わりと空いている。
初診の日にものすごく混んでいて、予約無しの飛び込みも3件重なったのは、満月の上に皆既月食だったからだろうか。電車も人身事故で止まっていた。
御成スタバで少し書き物をする。
いよいよ、いつも行く呑み屋のように、注文する前に「いつもの」が用意されるようになった。
大船駅でジロウと待ち合わせて、世田谷文学館へ行く。
ミロコマチコの「いきものたちの音がきこえる」を観に行くのだ。
【ミロコマチコ展~4/8】本日最終日!ミロココスモス的小空間《わたしのサバンナ》(公開制作作品)も見納めですよ!17時30分最終入場、18時まで!https://t.co/ejZg8hcmAb pic.twitter.com/bgJPIbghuf
— 世田谷文学館 (@SETABUN) April 8, 2018
ミロコマチコさんは、まだ大きな賞を取る前、「かまくらブックフェスタ」で長机で自ら絵本を売っていた。当時、ジロウとおれはスタッフで、打ち上げまで一緒に参加して、売れ残った最後の一冊を買ったのだ。
いつのまにか、ミロコマチコさんはすっごいビッグに。おれも頑張ろう。
いや、頑張るのではなく、最高に楽しいことをして、突き抜けよう。
おみやげ屋さんが魅力的過ぎて困る。鼻血が出そうになりながら、猫科のトートバックと、猫のステッカーを買う。
コレクション展のムットーニさんによる「からくり書物」も、とても面白かった。
絶妙な間の持たせ方と、ゆるゆるなめらかに動く人形がたまらない。
生きるとは味ふことだ、酒は酒を味ふことによつて酒も生き人も生きる、しみ/″\飯を味ふことが飯をたべることだ、彼女を抱きしめて女が解るといふものだ。
種田山頭火 行乞記 (二)
千歳烏山の駅付近で呑み屋を探す。「ふぐちん」でふぐ刺し(ミニ)と関鯖、日本酒を堪能した。
帰りの電車でジロウが日曜日の小学生のように、まだ遊び足りないのだとぐずり出す。
面倒なので引きずって帰る。
家に着いてから、ぶーぶー言いながらジロウがつくったほうれん草と豚バラ炒め極楽風味と、ナメコモドキタケのバター炒めで一杯呑む。