醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

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有高唯之写真展「南端」へ行って来た

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有高唯之さんは鎌倉の呑み友達。
不思議なご縁がつながって、このたびミネくんとかよちゃんのアタシ社から、初めての写真集『南端』を出版したのだ。
写真集の発売に合わせて、その舞台となった三崎で写真展が開催されている。


「南端」とは三浦半島の最果ての町、三崎のこと。
マグロ漁港で有名なこの町の人びとは、同じ三浦半島でも逗子や鎌倉や、横須賀のひとたちとはちょっと違う感じがする。
恰好のいい野蛮さ、とでも言ったらいいだろうか。

有高さんは2012年に逗子に越して来てから、三崎に棲む人びとの写真を撮り続けてきた。
そのモノクロの写真は、パッと見て日本国内のようには見えないものが多い。

どこか、エキゾチック。

半島に棲まう人間は、はるか昔、遠い海の向こうからやってきたのかもしれない。


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レセプションパーティーにおじゃましました。

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三崎が地元のかもめ児童合唱団
けっこう渋い曲を歌っていた。

youtu.be

友部正人の「すばらしいさよなら」を思わず一緒に熱唱してしまった。


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サックス奏者の朝本千可さん。かっこよかった。


写真展は、またゆっくりと観に行きたいなぁ。


有高唯之写真展「南端」
会場:旧miura film commission 神奈川県三浦市三崎1-10−12
会期:4月29日(日)~5月20日(日)
開場時間:12:00~19:00
定休日 :火曜日

写真集「南端」

写真集「南端」