〔日記〕立ち位置を見失う
- 地べたにすわり
- 食べてるわ
- 山頭火
私もルンペン生活をやつてきたけれど、君のそれは本格的だ。
種田山頭火 行乞記 室積行乞
陰暦卯月十九日、活力低い。
また劇団に入っている夢を見る。
舞台挨拶で役者一同がどっと前に出なくてはいけないときに、みな譲り合ってなかなか先に前に出ようとはせず、おれ一人だけがドドーンと最前列に立ってしまうのだ。
新人のおれだけ目立ってしまうではないか、みんな、誰が前だとかどうだとか譲り合ってないで、前のヤツをかき分けてでも自分を出そうぜ、と夢の中でおれは思っている。
組織に入って新人のとき、おれはいつも自分の立ち位置を見失う。
ふと気を抜くと、下っ端なのに一番偉そうになってしまうのだ。
全然起きられなくてぐだぐだとする。ぐだぐだと風呂に入る。
今日は葛原岡神社の宵宮祭だ。
遠くからお囃子の音が聞こえる。
辛いラーメンをさらに辛くしていただく。
ツナ缶を入れたらいい感じだった。
16時過ぎ、ジロウと家を出る。
スタバに寄って、ブログを書く。
ヒグラシへ。
冷酒三合、蛸の刺身。
離れたテーブルまで日本酒を運んでもらったり、最後に残った一切れの鰤刺しを分けてもらったり、空いてる席を案内してもらったり、なんだがやさしくしてもらう。
珍しくアイスが食べたくなって、コンビニでチョコモナカを買う。